心理カウンセリングで私のような相談でもよいのでしょうかとか、精神の病気とは関係ないのですがとよくお尋ねになる方がいらっしゃいます。
ご相談内容に関しましては重いとか軽いとかなど一切ありません。
ご相談になりたい方がご自身ではどうしてよいのかわからない、親や友人、パートナーに話しにくいことなどで悩まれていらっしゃいましたら、利害関係が一斉ない私に何でもご相談ください。もちろんご相談になられた内容は私以外に知られることは決してございません。ご相談内容が他の方に漏れているようでは心理カウンセラーとして長年続けていくことが出来ないことはお分かり頂けると思います。
また、心理カウンセリングとは精神疾患の相談だと思い込んでいる方も多くおられますが精神関係のご相談より生活上の様々なご相談の方が多いのが心理カウンセリングの現状です。
確かに精神疾患やいわゆる心の病のご相談、治療のサポートとしての心理カウンセリング、心理療法をお受けになりたい方のご相談も近年かなり多くなってはいます。
医師は基本的にカウンセリングをしませんし、話をいろいろ聞いてくれる職業でもありません。初回を除いてほとんどの診察が15分以内になることは多くの心療内科・精神科とも同じです。
薬だけでなくメンタルヘルスに関するいろいろなご相談をされたい方、心理カウンセリング、多種の心理療法をお受けになりたい方は下記もご参考にしていただきお申し込みください。
さて、私はカウンセリングの本来は時間をかけて自己の内面を見つめ直すことが出来、自己変容を自ら行えた時に各々の抱える問題が解決すると思っています。
このことは、何かにとらわれる事が少なくなるほど心身健全な状態になれる力を自が必ず備えている事(恒常性)とも合わせ、カウンセリングが様々な悩みや、心身の回復にとって意義があるわけになります。
カウンセラーが相談者の話を良く聞き全面的に受け入れ続けることにより、相談者は自らが自らの心を徐々に開き、視野を広げてゆく事ができるようになります。
心が浄化され、やがて自らの最も自然な答えを生み出せるようになってゆきます。
相談者がとても清々しい心身に戻られたお手伝いができた時はカウンセラー冥利に尽きます。
この様なカウンセリングを行うには相談の内容にもよりますが、最低10回以上のセッションが必要です。
毎週来室されても3ヶ月以上はかかります。
しかし、最初からこのような理想的なカウンセリングを望まれてこられる方は極少数で、多くの方はかなり深刻な状態になってやっと来室され、より早い解決を望まれます。正直この方達も結果的には3ヶ月以上かかってしまう事も多いのですが。
この方達にどの様に対応していくかがカウンセラーの理念や用いる心理療法等によって異なりますので、自分に合ったカウンセラーを選ばなければなりません。
とても難しい事ですが、カウセリングルームの選び方のページを参考にしてみてください。
ただし、地方では選ぶほどカウンセラーがいない事が多いと思います。
そこで私はその方たちのためと、本意でなく長く時間がかかっている方のために1回2時間で「こうしてみたら如何?」とアドバイスをする独自の指示的療法のコンサルティングと、数回は通っていただくことになりますが出来るだけ早い解決を目指し、ご自身が納得、実行できるように導く為、その方の相談にあわせた段階に応じたアドバイスを毎回のカウンセリングで行うようにしています。
以下に私が現状に多い相談者に対してどの様なカウンセリング理論を展開しているか書いてゆきますので受けられる参考にしてみてください。