日本人には日本人にあったカウンセリングが必要です

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カウンセリングルームの選び方/カウンセラーの選び方

カウンセラーの選び方は基本的にカウンセリングルームの選び方と同じです

カウンセリングを受けようと思っていらっしゃる方にとって、数あるカウンセリングルーム、心理カウンセラーの中からどこを選んだら良いか迷われることと思います。プロの私にとってもそれは同じです。遠方からの来室の負担を考え、私も相談者様が通うことができるカウンセリングルームをかなり探しました。実際にプロでもその相談者様に合ったカウンセリングルームやカウンセラーを見つけるのはとても大変なことです。
 

最近、おすすめカウンセリングルーム○選とかランキング○選とかがよく目につきます。こちらでもお勧め理由などが書かれてありご参考にされるとよいと思いますが、実名を上げている所が良いルームとは疑問がつくところも多々ございます。
 お勧めしている方が何ヵ所も通われて改善、解決したわけではないですし、複数の評価が基準としても、どちらのカウンセリングルームでもごく僅かな好評価しかないのが現実です。
あくまでも以下に纏めている選び方などを参考にご自身でよくお調べになさってお選びください。
カウンセリングルームの選び方

さて、私がインターネットで良さそうな所をやっと探し出し、電話で問い合わせてみると(プロ的な問い合わせになりますが)期待を裏切られる返答も多く、結局相談者ご本人の意思で解決まで当室に来室されたケースも少なくありません。実際には飛行機・新幹線・遠距離バス等で何十回と心理カウンセリングを受けるために、東京まで通う余裕が無い方がほとんどでしょう。そういった方達のためにも、1回である程度のアドバイスを行なう指示療法的なコンサルティングを銀座で行なっているわけですが、(詳しくはメンタルコンサルティングのページをご覧ください)本来は各地に経験豊富で実力のある心理カウンセラーに活躍してほしいと思っています。
また、首都圏であっても数多くあるカウンセリングルーム・カウンセラーの中からご自身に合ったところを選ぶのも大変な事だと思っています。そこで私の今までの経験の中で得られた、カウンセリングルームの選択の仕方、ポイント等をご紹介したいと思います。全ての項目を完全にクリアするカウセリングルームは無いかもしれませんし、なにごとにも例外はありますので、一つの参考としてお考えください。
ここでのアドバイスの中で、私自身の相談者様から得た情報をあまり重要視していません。そういった情報は相談者とカウンセラーの相性によるものが大きく、人によって大きく評価が分かれてしまうからです。選択のポイントとしたのは、もっと多くの方に当てはまる項目、一つは臨床経験の多さの判断、もう一つはここ数十年の間で閉鎖されてしまった(つまり多くの相談者から支持されなかった)カウンセリングルームのパターンを考慮したものです。
カウンセリングを受けるに当って、あなたの相談がアディクション(嗜癖)、スピリチュアル、前世療法、退行催眠など画一的問題や特殊療法を望まれる方は各々個別に対応されている専門のカウンセラーに委ねるべきだと思います。
ここで紹介するのは一般的な心理カウンセリングを受けたい方に絞らせていただきます。(アディクションに関してはどちらの領域でも対応できるでしょう。)

以下の14項目からカウンセリングルーム選びの最終確認をしていただくとよいと思いますが、その前に大前提として最も大切なことは担当される心理カウンセラーの臨床経験数(心理カウンセリング継続年数)です。
心理カウンセラーとして20年近く継続されている方は一定以上のカウンセリング力が必ずあります。よく学歴、資格を気にされる方がおりますがカウンセリング力が高いとは限りません。臨床心理士から選ぶこととお勧めしているサイトは多いですが、心理カウンセリングの効果をよくわかってない方の記事も多くみられます。
一方資格としては臨床心理士、公認心理師、産業カウンセラーの有資格者から選ばれることは絶対条件ともなりますので、ベストは上記資格に臨床継続年数10年以上であるサイトを探して下記14項目と照らし合わせて心理カウンセリングルーム・心理カウンセラーを選ばれるとよいと思います。

 

  1. 場所
    自分が通える地域を選びましょう。駅から徒歩5分ぐらいの立地で考えると良いと思います。
  2. 料金
    料金は主要駅で50分10,000円前後、その他の駅前で6,000円から8,000円位が一般的です。料金の高さと実力はあまり関係ありませんが、安価過ぎる所は逆に要注意です。
  3. ビルの2階以上で建物も室内も明るいところを選びましょう
    訪れても暗いビルは入りにくいですよね。それで無くともかなり緊張されるはずですから。折角カウンセリングルームの入り口までたどり着いたとしても、中が入り口から見えないドアだと帰られてしまう方もいます。また明るい部屋の方が気分も軽くなり、スムーズな会話が出来るのです。ホームページでビルや入り口、待合室、カウンセリングルーム内などの写真が掲載されていれば安心できるでしょう。こういったことは、経験豊富なカウンセラーは必ず配慮しています。また、同じビルに入っている他のテナントや事務所の内容なども確認してあるはずです。
    カウンセリングルームの選び方
  4. 防音の個室は当然で、2部屋以上の設備がある所にしましょう
    カウンセリングルーム1つと待合室(所)だけではたとえ防音の部屋でも相談内容が聞こえる可能性があるからです。
  5. カンセラーは2人以上か1人でも事務員が居るところにしましょう
    カウンセリングを数多く行なうにはカウンセラー1人だけでは行なえません。少なくとも事務の方が必要になります。また、複数のカウンセラーが居るところでは主のカウンセラーが常勤している所が良いでしょう。
  6. "女性限定"のカウンセリングルームは注意しましょう
    女性にとって一見、安心できるように思われるでしょうが、相談によってはご本人の同意を得て関連がある男性と個別に話を聞く必要も生じます。特に女性限定のルームを選ばれる方の相談に多いことではありますが、それが難しくなります。女性カウンセラーの方が安心できるなら在籍を確認のうえ指名できるところがよいでしょう。また、男性の心理状態を日々学ばないのはいかがでしょうか?
  7. メール・TELカウンセリングを行っている所は避けましょう
    経験豊富なカウンセラーは言語以外の情報(表情、態度、しぐさ等)を大切にしていますし、そういった情報を得にくいメール、電話でのカウンセリングの危険性もよく知っています。遠距離であることや体調などの事を考慮したとしても、対面でのカウンセリングが必要だと思います。本当に忙しいカウンセラーは対面以外の他のカウンセリングを行う時間もありません。心理カウンセリングは対面が基本で、その他の方法とは効果も違います。
    メール・TELカウンセリング
  8. セミナーや講演が多いカウンセラーに実力があるとはかぎらない
    カウンセラーの仕事はカウンセリングを行なうことです。クライアントの一言一言を大事に聞き入れ、その方の心を受け入れるのがカウンセラーの仕事です。私は臨床一筋で(つまり対面カウンセリング一筋で)、最低15年以上のキャリヤが必要だと思っています。カウンセラー暦数年の方が常時セミナーを行なっていては充分な臨床経験があるのかどうか疑問に思います。一方通行で話をするのはカウンセラーではなく学者先生のする事です。
  9. カウンセラーの養成を行っている所は避けた方がいいでしょう
    カウンセラーの養成には相当な時間を要します。生徒を集める事は大きな収入源になるので経営的には助かりますが、実際の臨床経験がかなり減ることになってしまいます。また、養成した生徒を自分のカウンセリングルームで実務研修を兼ねてカウンセリングをさせる事がほとんどです。そこに来られたクライアント様が練習台にされているわけです。大学といえども養成機関のカウンセリングルームに通わない事は基本中の基本と言えるでしょう。
    school
  10. 心理テストはあくまで補助的手段です
    心理テストはあくまでも補助手段です。心理テストで分かることは、臨床経験の多いカウンセラーなら2、3回のセッションの中でほぼ分かります。何かに付けて心理テストを行い、料金を取るところはお薦めできません。心理テストでは問題解決にならないのですから。
  11. 精神科・心療内科の医師と複数提携がとれている所にしましょう
    カウンセリングよりもまず医師の治療が必要な場合も出てきます。必ず精神科、心療内科の医師と提携が取れているところにしましょう。薬の服用もお考えの方はその提携医のホームページも確認しておきましょう。
  12. 極端に実績、成果を謳っているところは気をつけましょう
    ”満足度○○%”や”お礼の手紙”などが、たくさん載っているホームページは、信憑性に疑問が残ります。満足度など測定しようがありません。私も5年に1通程度、長文のお礼の手紙などいただいたりすることはありますが、ホームページで掲載されているようなお手紙はほとんど無いと言っていいでしょう。不思議な事に満足度○○%とか長文のお礼の手紙などをホームページに載せているカウンセリングルームに限って、いつの間にかどこかにいなくなっているのです。
  13. カウンセラーの考え方、信念、理論、方針などを確認しましょう
    ご自身に合うカウンセラーかの判断材料になります。学歴や資格よりも人柄や考え方、取組み方等の方がカウンセリングを受ける上で大事かもしれません。但し、緊急性がより重視される方やカウンセラーに答えを求める方はやはり臨床経験の数と実力を最優先してください。複数のカウンセラーが在籍していれば必ず全員の記載が必要と思います。載せていないようであれば、誰が担当になるかわからないですし指名もできません。中には代表の立派な経歴だけを載せておいて、その代表が実際にはカウンセリングを殆んど行なわないところもありますので注意してください。もっとひどいのはスーパーバイザーというカウンセラーの指導者のプロフィールだけを載せている所です。スーパーバイザーをわざわざ載せているところは臨床経験が少ないと正直に話されているようなものです。
  14. テレビ出演や著作の多さとカウンセリング力は関係ありません
    その人のカウンセリング理論などを確認する意味では、テレビや著作の内容は大切な判断材料になるでしょう。ただし、一人ひとり違う環境をもつクライアントへの対応力、カウンセリング力が備わっているかどうかは別問題です。テレビに出ているというだけで良い施設、良い先生との思い込みはしないでください。

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