日本人には日本人にあったカウンセリングが必要です

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自己否定が強く、自己肯定が低い方へ カウンセリング東京銀座ルーム

暦の上では秋は8月初旬から10月を指すようですが、日本の四季で秋は9月から11月のイメージです。
しかし近年春と秋がすごく短くなっている気がしています。

晩秋に入っている先週前半まで25度位の気温が普通で半袖姿が多くみられましたが、後半から急に冷え込み冬物のコートを着て通勤している方もいるようで、気候変動の影響の大きさを感じます。

秋の味覚と問われれば松茸と答えたいのですが私の脳内には味、におい、食感の感覚が入ってないらしいので、庶民らしく梨・ぶどう・柿・サンマ・カツオに焼き芋となりますが、北海道の方はいくらが上位に来るらしいです。
各地や人によって好みが変わるのは当然ですね。

心理カウンセラーとして心理学、医学など日々勉強すべきでしょうが、コロナ禍でも1週間に30名以上のご相談をお受けしておりますと、各相談者様の話されている内容を来室頂く限り覚え続けることが、心理カウンセラーとして最も大事なことと考えている私には記憶の容量、時間的にとても難しい課題です。

また、最近の心理カウンセリング臨床現場では時事のことも日々更新してご対応しなければならない相談も多くありますので、ニュースを見聞きする時間も生活の中でかなりとっています。
メディアによって伝え方が違うことが多く、心理カウンセラーとして偏らないようにするには多種の情報を入れなければと心掛けてもいます。

日本人の性格気質として悪いこと(いわゆるネガティブなこと)を拾い上げる、想像する傾向があります。見方を変えれば慎重で安全な暮らしにつながりますが、過度に意識し日々塗り替えているとネガティブなことに苛まれ自己肯定がなくなり、自己否定が強くなります。

アダルトチルドレンなど生育過程でネガティブなことを繰り返えされたり、すごく強烈な負の経験がオートマチックに意識される方々(例えばトラウマ、PTSDに悩まれている方)には何度かほかに取り上げさせていただきますが、
常に自己否定につながる自身の言動・行動などに対して自己反省会を繰り返している方、先々のネガティブな想像を繰り返す癖がついている方は思考や生活に偏りが生じますので修正をお勧めします。

ご自身で気づかれて修正するために多く行われていることは、良くできたこと、自分で誉めてあげたいことを毎日少しでも取り上げてノートに書き止める方法です。

様々な情報で取り上げられ良い習慣にしていただきたいことですが、私はそれだけで済ますのはもったいないと思っています。
書き留めたものをよく読み返すことが大事で、更に頭の中で時々に反復することをお勧めします。
難しいことですが心理療法とはこのような一見簡単なことをこまめに行うことにより効果が生じます。

何度も繰り返し反復しているとネガティブな事象を取り上げる回数は必ず減りますし、強く落ち込むような事案があっても数日でやわらぎ、薄くなります。
反省として必要なこともあるでしょうがその場合はダメな自分を意識するのではなく、今度はこうする、こう答える。
こういう表情、態度、動作をすると記憶し反復してください。

偏った情報ばかりに接していると自身の普通感覚が偏ってきます。同じく自身のネガティブな事柄のみに焦点を当てていると脳が偏り、自分に幸多き人生などありえないと脳に染み込まれ、ささいな幸せに気づかないどころか、大きな幸せ喜び感動にも気づかなくなります。

ネガティブなことを意識した時にはポジティブなことを思い起こし、脳の上塗り、更新をする習慣をつけていただくと、自己否定は弱くなり、自己肯定が意識できるようになります。
 
2021年10月24日 15:44

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