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アダルトチルドレン(AC)の対処 | 東京 カウンセリング銀座ルーム

残暑お見舞い申し上げます。

今年はコロナ対策のためカウンセリング時間を縮小して開室しているためお盆休みを取らずご相談をお受けしておりました。
期間中は各日2枠ずつ増やしてご対応させていただきましたが、全ての枠でご相談をお受けさせていただき、お受け出来なかった方には申し訳ございませんでした。

一息つきましたら8月も後半に入り年を取ると毎年感じていることですが年月のすすみがとても早く感じます。
特に今年はコロナ問題で世界中が混乱し、私も日々どのように対応することが良いことなのかが頭の中を締め一日の感覚なく過ごしています。

心の余裕が普段よりないこともあるのでしょうか、広島・長崎の平和記念、戦没者慰霊など例年より意識が向かなかったことを反省しております。

75年前のことでも各人それぞれの考えを後世に伝えなければならないと思いますが、その考えを作り上げるときには当時の状況や環境、背景をしっかり考察しなければならないと思っています。

一方このことを念頭に心理カウンセリングに目を向けますと、ここ10年でアダルトチルドレン(AC)と言われる方やパワハラの相談がとても増えています。
その相談者の大半は30代の方で、この方々の心の傷の原因のほとんどは20年位前に起因していることが多いのです。

心に強い傷を受けて日々生きにくさや感情の波の激しさなどに悩まれていますが、その心の傷をつけた方(或いは方々)の時代背景を考えることも悩みの解善の一つの要素にもなることがあります。

現在の感覚では親が手を出せば虐待ですし、大声で叱責、異性の体に触れたり、品位、容姿などに関わる言動はハラスメントです。
しかし、ご相談者が心の傷を受けた時の対象者の時代背景を考えると今と異なる状況が多々あります。
それでも普通、通常とはかなり違うことをされ傷ついていらっしゃるのですが。

残念ながら傷をつけた方たちは理解できてないことも多く、また謝れたとしても心に受けた心の傷は簡単に癒えるわけではありません。
ご相談者自身が時間をかけて修復していかなければならないのが現状です。

解決のお手伝いは相談者それぞれに応じて様々な組み合わせをしていかなければならないわけですが、先程お伝えした時代背景を織り込んでいただくと共に、強く傷つけられ刷り込まれた負の意識を、自身で刷り込み続けないことを主に各心理療法で対応いたします。

今読んでいただいている方の中にアダルトチルドレン(AC)、パワハラ、リストカット、摂食障害などで他者による心の傷が障がいとなっている方は、自動的に出てくる負の衝撃をできるだけ避けて、刷り込まれてしまったことの意識を少なくすることで対処してみてください。
2020年08月25日 13:09

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