日本人には日本人にあったカウンセリングが必要です

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うつ病・抑うつ状態のカウンセリング東京銀座ルームの心理療法

昨日のニュースでテニスの大坂選手が数年前からうつ病に罹っていたと知り、心身とも大変な状態で試合をされていたことに驚きました。
トレーナーはじめ周囲のスタッフが適切なフォローと対応をしてあげてほしいと願います。

また同番組内で中高年者のコロナの影響による自死者が急増していて、更に原因不明の若年者の自死もすごく増えていると伝えておりました。
自死に関しまして医学界では原因は個々により様々なケースがありますが、自死に至るときには多くの方がうつ病に罹患しているとの見方がされます。

うつ病、抑うつ状態などと診断された方の心理カウンセリングは20年前頃にすごく増え、各企業でも急遽メンタルヘルス対策に取り組み外部カウンセリング会社とEAPと呼ばれる契約を結び年間で5回ほど自社社員や扶養家族の心理カウンセリングを無料で受けられるシステムを取り入れ今でも契約する企業は増え続けています。

私は常々日本の心理カウンセリングがなかなか浸透しない理由の一つに料金が高いことを挙げておりますので良いことだと思っておりますが、年間で5回以内のカウンセリングが有効となるケースは医師から診断名がつくような状態でなく、ストレス過多、睡眠不足、体調不良等ごく軽症での相談しか回数的に無理ですので、気になることがあれば気軽に利用されることをお勧めします。

うつ病、抑うつ状態のカウンセリング東京銀座ルームでの初段心理療法は回復のための傾聴技法と指示療法で会話を多く取り入れストレスとなっている事項を徹底的に吐き出してもらうことと生活習慣の細かい指導、良質な睡眠をとっていただくよう指示療法(アドバイスカウンセリング)を行います。

休職や休学中の方にはひたすら寝ることに徹していただき、一日何もできない自分を責めることが病態を長引かせてしまうことを十分な説明をもって理解いただき、日中でも寝ることや横になっていることを奨め眠れなくてものんびり楽しめることをしたり、考えたりしていただきます。

たっぷり眠ることができるようになり自身で少し体調が回復してきたと感じられれば無理のない範囲で軽運動や散歩などで外に出る時間帯を取り入れてもらいます。
この時期にはできる時で構いませんし日中のリズムを正確にする必要はありません。

次の段階で予約したものなどをキャンセルや遅刻などせずに行動できるかの確認に入り、外出しなければならない日にきちんと身支度と予定がこなせれば順調に回復に向かっていると自信を持っていただきます。

ここまでの段階で当初より精神科医や心理カウンセラーはきちんとした毎日の生活リズムを刻むことと早朝での散歩などを進める傾向があります。
良いことではありますが焦りすぎも長引かせる要因になりますし、私は復帰して続けられないもので治さないことが大事だと思っていますので、毎日の早朝散歩などは基本お勧めしません。

自然と日中の行動リズムと睡眠がとれるようになれば散歩、図書館、スーパー銭湯、ジム、美術館や演劇、落語などを使いながらこころとからだのバランスが整った日々を過ごしてもらいます。(今はコロナで利用できない施設も多いのは残念です)
これらの中で自分に合っているものは仕事や学校に復帰しても折々に取り入れていく生活改善をしてもらいます。

ここまで進めば治ったと思われてよいのですが心理カウンセリングの本来は回復のお手伝いだけでなく、うつ病や抑うつ状態になられた原因への対応策、対処力、自己改善を身につけていただくことです。

カウンセリング東京銀座ルームでは初期以外のカウンセリング時に自身の行動、考え方、感情の処理や偏っている性格(概ねは真面目、几帳面、人に気を使いすぎる)改善のため認知行動療法や実存分析法、イメージトレーニングなどの心理療法の指導をさせていただきます。

取り入れる心理療法は相談者ごとに主とする療法は違えますし、ほとんどの心理療法は日本人に受け入れ、改善しやすい方法に私自身で改善して指導させていただいております。
2021年06月01日 19:20

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