日本人には日本人にあったカウンセリングが必要です

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カウンセリングでアドバイスするカウンセラーの選び方 カウンセリング東京銀座ルーム

当室では以前から悩み続けたうつ病などメンタルの病気、夫婦問題、アダルトチルドレンなど新年を機に初めてカウンセリングで相談される方が毎年1月は他の月より増える傾向があります。
今年も同じく初めて状況や環境、体調の改善、解決のためにアドバイスやサポートを希望される方のご相談申し込みが増えました。

カウンセリング東京銀座ルームでは新規ご相談者に当室を選ばれた理由をお聞きしておりますが、知人からの紹介・カウンセリングルームの選び方を見た・長い臨床経験がホームページから分かったなどとお聞きします。
なかでも際立って多いのが聞くだけでなく心理カウンセリングでアドバイスがほしい。整理の手助け、解決に導いてほしいとのお答えになります。

日本では心理カウンセリングはアドバイスをするものではなく、心理カウンセラーが相談者の話をしっかり共感を持って受け止めながら聞き続けることにより、相談者自ら自身の問題点を整理し改善のための気づきを導きだすのが心理カウンセリングだとの見解を持っている方が学者も含めて多数となっています。

これは日本での心理カウンセリングが60年くらい前から来談者中心療法を基として研鑽され、今日の心理カウンセリングの発展につながっているからであり、心理カウンセラーとしてご相談を受けるすべての方が何年もかけて必ず身につけておかなければならない心理療法となるからです。
実際多くの心理カウンセラーの主としているカウンセリング技法となります。

この流れが日本では心理カウンセリングとは相談者の話に心理カウンセラーが傾聴し、表現された感情的内容をそのまま受け入れ続ける。
もしくは要約して返すことによって、相談者自身がどのように感じ、生き方をより真摯に取り組むことができれば、特に心理カウンセラーがアドバイスや心理学知識を示さなくても、相談者自らが気づき、成長していくことができ、心理カウンセリングを受ける方に多大の効果があるとの理論からなっています。

しかし日本の心理カウンセリング臨床現場ではこの来談者中心療法(私は一つの心理療法と捉えています)だけでは相談に来られる方の求めに応じることができないのが現実です。
相談者は共感をもってしっかり話を受け止めてもらったうえで、改善、解決、または自己肯定や自己を受け入れるためのアドバイスを求める方がほとんどです。

もともと相談者の多くは心理カウンセリングとは心理学をベースに悩んでいることに対して適切なアドバイスや結論、改善方法を伝えてくれるものだとの認識で受けられているのですから、カウンセリングでアドバイスはすべきではないとの多数派の見解とはかなりの差異があります。
最も当初は適切なアドバイスを求められて一定の効果が得られた方がカウンセラーとの信頼が築かれ、何年も来談者中心療法により自己分析や自己洞察を続ける方もいらっしゃるのも事実です。

20年以上前から心理カウンセリングに行ったが「ただ話を聞くだけで何も得られなかった」との意見が相談者の意見として声が大きくなりだし、その対応としてなのか精神分析療法や認知行動療法が来談者中心療法と合わせて行われるようになりました。

今日では特に認知行動療法が心理療法の中心になっているようですが、相談内容を明確に区切って施されることには賛成です。
例えば精神科医の下やメンタルクリニックでのカウンセリング、またはネガティブな思考改善、偏った思考(性格)改善を専科として認知行動療法を主としたカウンセリングが行われることはよく理解できます。

しかし上記以外の心理カウンセリング現場では来談者中心療法・認知行動療法だけでは相談者の期待に応えることはできません。

日本では基本カウンセリングで保険が適用されず、高額なカウンセリング料金を支払っていかなければならないので、上記に挙げた心理療法など当初より多くの回数や年月を必要とする可能性がある療法を選ばれる方より、アドバイスや時には答えを求められることが多いのが臨床現場の現実です。

先程も述べましたが当初は適切なアドバイスを求められて一定の効果が得られカウンセラーとの信頼が築かれ、何年も通われて自己分析や自己洞察を続ける方や一時期カウンセラーを心の支えとされる方がいらっしゃるのも事実です。

一方アドバイス型のカウンセリングが認められない最大の理由として穿った見方かもしれませんが、心理カウンセリングとしてはいくら心理学や医学その他の学問を学んでも一致したアドバイスができないことにあり、つまり後進に教える術もなく、後進達も学ぶ資源、学ぶ師がいないからにあります。

これらはいずれAIなどの進歩で可能になるのかもしれませんが、それでは対面カウンセリングから得られるスッキリ感、安堵感などカウンセリングでの大きな効果を失うことにもなります。

私は発達障害が原因での改善相談以外は基本どのようなご相談もお受けしており、ご依頼があればカウンセリングでアドバス、レクチャー、各種心理療法の指導を行っておりますので、そのようなカウンセリングをご希望の方は是非お申し込みをいただきたいと思っております。

遠方からのお越しの方の為も含めまして30年前からメンタルコンサルティングと銘打って2時間のアドバイス型カウンセリングも行っておりますが、お住いの近くでアドバイスカウンセラーを探される際の選び方のポイントをお伝えします。

基本はカウンセラーのホームページを下記を念頭によく読み取ることにあります。

・学ぶ術がないうえ様々なご相談のアドバイスを行うには臨床経験の長さと受け持たれた相談数の多さが基本となります。
臨床経験の長さは読み取ることができると思いますが最低20年以上臨床現場一筋に行われていること。

臨床数の多さは予約状態からわかります。新たに予約を取る際先々まで空き時間を示しているところ、近直でもスムーズに予約が取れるところは相談者が多く通われていないところが多いと思われます。したがって年数=相談者数とはなりません。

・心理学、精神医学の基礎知識は当然ですが、法律や経済、一般教養などある程度知識、関心があるカウンセラーかは記事他ブログなどでも確認できますので簡単でも読まれることをお勧めします。

・カウンセラーに結婚歴があり、できれば子供を育てられた(ている)方がよいと思います。(子供は授かれない方もいらっしゃることは認識ください)

心理カウンセリングで様々な相談に対してアドバイスもするカウンセラーの選び方としてのポイントをあげました。
資格、学歴をカウンセラー選びの最重要項目と思われる方も多いですが、心理カウンセリングでアドバイスを求める方はそれらより上記のことを最優先にされて選ばれてください。
2022年02月09日 15:32

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