日本人には日本人にあったカウンセリングが必要です

ホームお知らせブログ ≫ 心理学、心理療法をあまり勉強しないことのすすめ|東京 ... ≫

心理学、心理療法をあまり勉強しないことのすすめ|東京 カウンセリング銀座ルーム

現在は様々な情報に接する機会があります。相談者の多くは自分と同じような悩みや症状を持たれている方が他にいないか探されます。
そして他の方がどのように過ごされているか、改善されているかを調べてから心理カウンセリングをお受けになられる方も少なくありません。
 
まずもってその情報が正しいのかかなり疑問がつきます。
例えば早朝の散歩をしなければうつ病は絶対に治らないと提唱している精神科医が多数いるようです。確かに大きな効果があり私も勧めること多いですが、一人一人の環境、性格、体調の状態、特に復帰後の細かな状況をカウンセリングでしっかりお聞きするとお勧めできない方も多々おります。
 
私は新しい動向に詳しくないのでよく分からないこともかなりありますが、心理学者や社会学者と言われる方々が似たような症状、性格傾向の方々を「それは〇〇、○○症候群、○○障害」と傾向をまとめ上げ世間に提示することが流れのようになっています。
 
新しくグループ分けされることにより私が長年苦しんでいたのはこういうことなのだと分かり、心が軽くなる方も多くいらっしゃいます。
しかし仮にそのグループ分けが正しくてもその情報の中に的確な改善方法が示されてないことが多いのも事実です。
心理療法や心の改善方法は個々の状況に合わせて施され、長い年月と多くの方に実践されて初めて効果が実証されるものです。
 
ですが心理カウンセリングで○○を直してほしいと来られる方がございます。中にはさらに勉強されていて心理学はアドラー、フロイト、ユングに基づいたカウンセリングをしてほしい、心理療法では精神分析、認知行動療法をしいほしいとご自分でカウンセリングスタイル、心理療法を決めて来られる方も少数とはいえません。
 
前述のようにその方の状況を詳しくお聞きしてみないとどのように心理カウンセリングを進めていくことが良いのか、また大方は一つの心理療法だけでは的確に改善が出来ないことが多いですし、出来たとしても3年以上かかかることが多々あり、そこまでご存知の方はほとんどおりません。
 
このように詳しく状況をお話しいただいて、何を改善したいか明確化された方は、通える頻度なども考慮の上心理カウンセラーにお任せしていただくことが最も早い改善が期待できるのです。
 
いつもお話ししているように出来るだけ猜疑心を取り払い、受けるところのホームページを詳しく読んでお決めになられたら、その心理カウンセラーに概ねお任せされることをお勧めいたします。
 
2020年10月14日 16:26

モバイルサイト

カウンセリング東京銀座ルームスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら

カウンセリング東京銀座ルーム・到津メンタルコンサルティング
〒104-0061
東京都中央区銀座6-6-1
銀座風月堂ビル5階
銀座ビジネスセンター内6号室

開室日 木・金・土曜日
(祝日は休室)

開始時間 9時45分~19時30分

事務対応 毎日10時~19時
メール随時受付