日本人には日本人にあったカウンセリングが必要です

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性格を変えたいと思われている方へ カウンセリング東京銀座ルーム

時間があればオリンピックの様々な熱戦を買い替えた大型テレビで見て鋭気をいただいています。
今回は初めて見る競技も多く、それらの競技は若い選手が動じることなく、はつらつとした演技を披露してくれるので、とても爽やかでパッビーな気持ちになり、私だけでなく暗い世上の中で一服の清涼感に浸っている方も多いと思います。

大きなトラブルもなく競技が進められていることは関係者のご尽力と酷暑の中でボランティアをされている方に感謝しかありません。

オリンピックの度にそういえばこの競技はこんなルールで、見どころのポイントは此処だとある程度理解したつもりでいますが、4年後に再び各競技を観戦すると、一からルールと勝敗のポイントを覚えこみ直すことを繰り返しています。

今回感心したことの一つにどの競技でも各局のアナウンサーの実況中継がすごいと、こちらにもプロ意識を感じたことです。
よくここまで各競技の細かいルールや様々なことを頭に叩き込み、瞬時の状況ですらすらアナウンスできるものだとひたすら感心しています。
さぞ何回も過去の競技画像に合わせて繰り返し練習を重ねたことだろうと思います。

このように私は4年に一度ルールを覚えたつもりでもその後各競技に触れることなく過ごしているとすぐに忘れてしまいます。
一方アナウンサーは何年も前からルールーを熟知し、繰り返し実況のトレーニングをしていると4年後に再び担当しても更に磨かれた実況ができるのだろうと感じます。

心理カウンセリングを行っていると相談者が相談には来られるが、変えられない(変われない)と半ば諦めている方がいらっしゃるのも事実です。
何かにすがりたい、誰か助けてくれないか。と相談に来られる苦しい、辛い気持ちはよくわかります。
本来の心理カウンセリングでしたらその辛い気持ちに如何に寄り添えるかが心理カウンセラーの実力でした。

しかし日本の心理カウンセリングを受ける方の多くは自分に合った的確な改善方法を求める方で、しかもできるだけ早く教えてほしいと思われていますので、私はこの望みに応えるため30年の臨床経験に基づくアドバイス形式のカウンセリングを実践しています。

世間では性格は変えられないとの言葉が通説となっているようですが、私はかなりの確率で改善したい性格(部分)は変えられると思っています。
心理カウンセリングでも性格を変えたい、性格から生じる苦しさ、辛さを何とかしてほしいとの相談は多く、性格は種々の悩みの大本でもあります。

ただ厳しいようですがアドバイスや心理療法を複数お伝えできたとしても相談者自身が変われないと思っていたり、繰り返し、繰り返し実践していただかなければ性格を変えることは難しいのも現実です。

日本では12歳ころに各人の性格の基礎が出来上がり20歳くらいでほぼ固まるといわれています。
そこから更に数十年直したい性格で生活し続けているわけで、自然と負のトレーニングをしていることになり、そんなに短期間で改善されるものではありませんし、急に180度(右から左)の転換も残念ながらできません。

しかし、心理療法は皆様が思われているよりもはるかに単純で簡単なものです。
諦めるのではなくコツコツとアドバイスや心理療法を実践していかれれば徐々に切り替わっていきます。
目に見える改善を求めるのではなく180度の角度が自覚はできませんが170度160度と変わっていきます。

150度くらいとなり30度も変化すればかなり変わったことを意識していただきたいと思います。
今まで悩んできたことは変わっていますし、周囲の反応も違います。更に繰り返して続けていればご自身でも変わったなと実感ができます。
忘れたいもの(自分が変えたいこと、嫌なこと、過去のネガティブな事実など)を意識するのでなく、変わっていく自分を意識してください。

改善できる方達の共通する改善方法は改善項目を端的なお題として決めたら、それが叶うと信じ込むことと、そのお題に対して心理カウンセリングで受けたアドバイスなり心理療法を日々わずかでも少しでも必ず実践された方たちが改善していかれます。
心理カウンセリングに来られない方も自分でこれなら日々実践できるもの、ことを決め、日々コツコツと続けていただければ改善の道は開けます。
2021年08月04日 15:08

機能不全家庭に近い育て方をした親御様 カウンセリング東京銀座ルーム

年を重ねると月日が経つのがとても速いと感じていますが延期になっていた五輪が始まります。
コロナのことで振り回され、あっという間に1年が過ぎたと感じる方は多いと思いますが、五輪を目指すアスリートや関係者はとても難しい、振り回される複雑な1年を乗り越えて開会式に臨まれます。

直前でも諸事に賛否はあることですが出場選手全員、いかんなく全力を出せるよう運営していただきたいし、私たちは家族の絆を深める意味も込めテレビの前に集結して精一杯の応援をすべきようです。

一方アダルトチルドレン(AC)の心理カウンセリングをしている身としては全国で家族がテレビの前にそろって声援することに強い抵抗感がある方も多くいることも分かってほしいとも思います。

定義はありませんし病名でもないですが機能不全家庭で育った方をアダルトチルドレン(AC)と認識されます。

機能不全家庭で育った方は心に大きな傷を持ち、幼少期から自律神経失調症やうつ状態など心の病に罹るケースすらあり、更に中学生ころから社会人になるまでリストカットや摂食障害などの自傷行為を経験し、社会人になっても止まらない方もいらっしゃいます。

機能不全家庭で育ったアダルトチルドレン(AC)はずうっーと生きにくさ・生きづらさを意識して生活されています。
この方たちの心の回復には時間がかかりますが専門家、心理カウンセラーのサポートが必要となりますので、このブログでも個々のご対応はできませんが共通項を時々に書かせていただいており、何かのお役に立てていただければと思っています。

今回は機能不全家庭の言葉も意味も知らず、ごく普通・一般的に育てていると思われている親御様に対して提言させていただきます。

アダルトチルドレン(AC)のご相談者は親に感謝している部分も多くあるので距離をとったり、無視することはできないと言われるケースも多いのですが、親への感謝とは衣・食・住・教育・家族娯楽・社会人になるまでの金銭援助などで面倒をみてもらったことと言う方が大半です。

普通に育てたと思われている親御さんの最大の問題は感謝されている上記事項は感謝されるべきものでなく、このような事が子供にしてあげることはごく当然で、極論としてできないのであれば子を産むには親としての資格条件が整っていないと認識すべきことだということです。
衣・食・住・教育・家族娯楽・社会人になるまでの金銭などで援助していることを錦の御旗のようにかざして子供の成長期にことごとく圧力をかけていないでしょうか。

当然、衣・食・住・教育・家族娯楽・社会人になるまでの金銭援助などが全てにおいてできない親も多々いることも事実ですが、その場合は普通の親以上に子供への愛を注ぐことと、子どもが親から何があっても必ず守られていると強く意識できる対応をしてあげてたことで、足りない部分は十分に補完されます。
生活での物資面よりも親に対して本来の感謝や尊敬の念が子供に生じる育て方の方が大切かもしれません。

一方感謝の部分との反対は親が友達の親と違うと意識されることで、夫婦不仲、喧嘩が多い、怒鳴り声、ものを投げつける、たまに手も出る、常にイライラしている等が挙げられますが、最も多いのが子供に対する躾のために手を挙げること、また、そもそも子供のこと(将来)を思ってという親の自己価値観による強制、暴言や暴力により、気づかずに子供の心身や生育に支障を生じさせてしまうことです。


今取り上げているのは機能不全家庭、例えば虐待、過度の暴言、育児放棄、ネグレスと、飲酒による平時と異なる変化で与える恐怖、家庭内別居など、誰でも特別な家庭と気づくものでなく、普通、一般的に育てたと思われている親御様に対してのことですが、結果気づかずに機能不全家庭に近い育て方をして自分の子供をアダルトチルドレン(AC)にしている方も多くいらっしゃる現実です。

よくよく振り返ってみればこのような家庭環境や子供への接し方をしていたと思われる方もいらっしゃると思います。
子供も成人してからも何か支障を感じる、他者と違う、うまく人と関われない、強い自己否定、常に何かにおびえている等、完全な機能不全家庭で育ち心の病になられた方と同様に悩み、苦しまれているアダルトチルドレン(AC)と言われる方が、普通の育て方をしたと思われている一部の親御様より生じていることを認識してください。

何か距離をとられていると日々感じていたり、子供からのメッセージを送られている親御様は傷ついた子供に対してどう関わる(関わらない)ようにしたらよいか、今からでもできるサポートを考えたり心理カウンセラーから助言をもらうことが大切な子供の心の傷を少しずつでも癒してあげることになります。
 
2021年07月22日 17:21

完璧主義 カウンセリング東京銀座ルームのアドバイス

都議選が微妙な結果で終わりましたが政治に対して東京都民にかかわらず国民の近々の関心はコロナ対策とオリンピックの開催、観客問題の判断にあることは確かなようです。

日本では様々な事案に対して多くのケースで3割ほどの反対意見があり、それを自身の意見として堂々と主張できることは先人に感謝して生活すべきことの一つです。

オリンピックに関しては時間的に関係者の重い責任における判断に従うしかありませんが、コロナのワクチン接種につきましては個々の判断になりますので、より正確な情報を政治やメディアが流してほしいと願います。
因みに私は相談者様への責任と義務から既に2回の接種を済ませております。

多くのケースで反対意見が3割ほどあると記しましたが心理カウンセリングでの相談で完璧主義な性格傾向があり改善しないと生きにくい、生活しにくいと自ら言われる方がいます。

カウンセリング東京銀座ルームでの完璧主義改善アドバイスとして、この3割ほどは自分と違う考えや思い通りにならないことがあると強く意識することを、折々に身に刻み込む習慣づくりがポイントだと話させていただいております。

自己啓発系の方には抵抗があるとも思いますが、そもそも詳しく傾向をお聞きするとほとんどの方は本来の完璧主義ではありません。
日本では12歳ころから20歳ころには自分の性格の大本が決まりますので、本来の完璧主義者であれば勉強でも部活、恋愛など生活全般にかなりの悩みが生じます。

いつの間にか自分が納得できないことへの不満や不安を強く意識することにより完璧主義な性格と思い込んでいるので、逆に3割ほどは上手くいかないこともあるとすり込むことが改善のために効果があることになります。
そのためには「まぁー」・「まぁ、まぁー」・「まぁ、まぁ、まぁー」と3段階で自身を緩和させる癖をつけることをお勧めしています。

あくまでも完璧主義な傾向で悩まれている方への上手くいかなかった時のアドバイスですが、どなたにも少し意識していただきたい考え方にもなります。
2021年07月07日 13:40

夫婦関係・夫婦問題 カウンセリング東京銀座ルームのアドバイス

20年前カウンセラーとは心理カウンセリングをする人を指すものと多くの方が思われていましたが、最近ではカウンセラーと名乗る人や業界が増え職業をカウンセラーと答える方や書き込む方はすごい数おります。
カウンセリングを受けようと検索されるときには心理カウンセリングや心理カウンセラーと打ち込まないと全く関係ない業種のサイトもかなり混ざります。

日本では心理カウンセリングはアドバイスをするものではないとの教えは未だに主流ですが、私は実際の心理臨床現場での相談者はアドバイスを求める方がほとんどで30年の臨床経験をもとにアドバイス型カウンセリングを行っております。

心理カウンセラー以外のカウンセラーは基本専門分野の相談員で相談者へアドバイスや質問に答えることが仕事ですから私も心理やメンタル、生活上の様々な問題を扱うカウンセラーです。

20年前に心理カウンセラー以外でカウンセラーと名乗られている方はごく少数の離婚カウンセラーか婚活カウンセラー位でしたが、現在この夫婦関係、夫婦問題、離婚、恋愛相談のカウンセラーはすごく増えています。
そして専科としてない私のところにもお一人、あるいは夫婦そろってご相談に来られます。

最も多い相談はセックスレスと浮気で次が妊活、家事や子育ての分担、女性の地位向上に伴うトラブル、持ち家や生活費など金銭にかかわること、ハラスメント、DVなどですが、最近どちらかが何かの依存症と他者への軽犯罪を犯した相談も増えています。
このような相談内容から離婚すべきかと悩まれる又は心身、メンタル不調の相談に来られます。

今回は原因ではなく離婚すべきか、或いはどう関係を修復すればよいかに焦点を当てた場合のカウンセリング東京銀座ルームでのアドバイスカウンセリング共通項目をお伝えいたします。

弁護士や医師に相談ではなく私のところに相談に来られるのは、一方かお二人とも何とか離婚を避けたいと思われてご相談に来られますので大方の方に共通する下記の観点から考えてもらいます。

老いること。
多くの人は自分が死ぬことを意識せず過ごしているのと等しいくらい、美を求めはしますが本来の老いることを実感していません。
ある一定の年齢から体の機能が著しく低下して若い時のような生活はできにくくなります。
例えば視力、聴覚、筋力の衰えで生活上の不自由や歯を失いおいしい食事や硬いものが食べられなくなり、胃腸にも負担がかかったりします。
当然顔も髪の毛も体も気力も性的機能も気づくときにはかなり老けこんでいます。
長年支えあえる人とはどの人でしょうか。一つの答えは若い時から多くの感激や楽しみを共通してきた方です。

価値観の自由。
70歳以下の方はキツキツの枠で固められて育っていません。特に若ければ若いほど自由で好きなように育っています。思想の自由も含めて恵まれた日本で生を受けてから今日までで培われた個々の判断力や価値観で日々を過ごすことができます。
一人で生活することを選ばない方は双方(時には子供)の価値観の違いを受容して、相違点ばかりをクローズアップせずに認め合うこと歩み寄ることも大事です。

仕事上で関わる異性が多くなった。
男女とも長く仕事に携わるようになり多くの異性と関わる機会が増えて素敵な異性を意識することが自然と生じます。
また仕事帰りの一杯などで見知らぬ異性と意気投合することも珍しくなくなりました。
しかしこれらで接する異性は素敵でカッコよく清潔感のある部分しか見てないことが多いです。
長年苦楽を共にできる方でしょうか。

最近の婚活事情
一般的になっている所謂マッチングアプリの件は個々にかなりのトラブル相談を受けていますので別にして、私はいろいろな意味を以て使うことはほとんどありませんが大手結婚相談所のシステム使用権を10年以上前から持っています。
ここから得られる心理カウンセリングで必要なデータは多大ですが、
一方世間で言われていることと全く異なることも多々わかります。
特に離婚歴がある方とタバコを吸う方の結婚はすごく高いハードルとなります。
残念なことですがシングルで子供を育てられている方もお分かりになると思います。相当自分の理想を外さなければお相手はなかなか見つからないのが現実です。

子供のことだけで判断しない。
子供がいらっしゃる場合は離婚をお考えの際にかなり大きな問題だと思います。前項で上げたように養育されている方の再婚はかなり難しいケースもあります。
しかし私への相談で親の夫婦仲がよくなかった、日々の怒鳴りあい、家庭内別居状態で私はアダルトチルドレンになったといわれる方は多いです。その方たちは自分のせいで別れなかったといわれるほど嫌なことはないともいわれます。
子供は大切で守らなければなりませんが、親も一人一人の人生があります。どうしても離婚すべきだとの時には親権、養育費、面会交流など細かく話し合い、双方とも決められたルールの履行と常に子供の状況によるホローとケアをすることによって判断しなければならない場合もあります。

ここに挙げた項目をそれぞれ私とよく話し合うカウンセリングをしながら更に個々に応じた詳しいアドバイスをさせていただいておりますが、もちろん最終的にはそれぞれの直接原因に対してのアドバイスやメンタル改善のための心理療法、トレーニングまたアディクション(依存・嗜癖)の解消、解決のための暗示療法などの指導の心理カウンセリングを行っております。
2021年06月16日 18:14

うつ病・抑うつ状態のカウンセリング東京銀座ルームの心理療法

昨日のニュースでテニスの大坂選手が数年前からうつ病に罹っていたと知り、心身とも大変な状態で試合をされていたことに驚きました。
トレーナーはじめ周囲のスタッフが適切なフォローと対応をしてあげてほしいと願います。

また同番組内で中高年者のコロナの影響による自死者が急増していて、更に原因不明の若年者の自死もすごく増えていると伝えておりました。
自死に関しまして医学界では原因は個々により様々なケースがありますが、自死に至るときには多くの方がうつ病に罹患しているとの見方がされます。

うつ病、抑うつ状態などと診断された方の心理カウンセリングは20年前頃にすごく増え、各企業でも急遽メンタルヘルス対策に取り組み外部カウンセリング会社とEAPと呼ばれる契約を結び年間で5回ほど自社社員や扶養家族の心理カウンセリングを無料で受けられるシステムを取り入れ今でも契約する企業は増え続けています。

私は常々日本の心理カウンセリングがなかなか浸透しない理由の一つに料金が高いことを挙げておりますので良いことだと思っておりますが、年間で5回以内のカウンセリングが有効となるケースは医師から診断名がつくような状態でなく、ストレス過多、睡眠不足、体調不良等ごく軽症での相談しか回数的に無理ですので、気になることがあれば気軽に利用されることをお勧めします。

うつ病、抑うつ状態のカウンセリング東京銀座ルームでの初段心理療法は回復のための傾聴技法と指示療法で会話を多く取り入れストレスとなっている事項を徹底的に吐き出してもらうことと生活習慣の細かい指導、良質な睡眠をとっていただくよう指示療法(アドバイスカウンセリング)を行います。

休職や休学中の方にはひたすら寝ることに徹していただき、一日何もできない自分を責めることが病態を長引かせてしまうことを十分な説明をもって理解いただき、日中でも寝ることや横になっていることを奨め眠れなくてものんびり楽しめることをしたり、考えたりしていただきます。

たっぷり眠ることができるようになり自身で少し体調が回復してきたと感じられれば無理のない範囲で軽運動や散歩などで外に出る時間帯を取り入れてもらいます。
この時期にはできる時で構いませんし日中のリズムを正確にする必要はありません。

次の段階で予約したものなどをキャンセルや遅刻などせずに行動できるかの確認に入り、外出しなければならない日にきちんと身支度と予定がこなせれば順調に回復に向かっていると自信を持っていただきます。

ここまでの段階で当初より精神科医や心理カウンセラーはきちんとした毎日の生活リズムを刻むことと早朝での散歩などを進める傾向があります。
良いことではありますが焦りすぎも長引かせる要因になりますし、私は復帰して続けられないもので治さないことが大事だと思っていますので、毎日の早朝散歩などは基本お勧めしません。

自然と日中の行動リズムと睡眠がとれるようになれば散歩、図書館、スーパー銭湯、ジム、美術館や演劇、落語などを使いながらこころとからだのバランスが整った日々を過ごしてもらいます。(今はコロナで利用できない施設も多いのは残念です)
これらの中で自分に合っているものは仕事や学校に復帰しても折々に取り入れていく生活改善をしてもらいます。

ここまで進めば治ったと思われてよいのですが心理カウンセリングの本来は回復のお手伝いだけでなく、うつ病や抑うつ状態になられた原因への対応策、対処力、自己改善を身につけていただくことです。

カウンセリング東京銀座ルームでは初期以外のカウンセリング時に自身の行動、考え方、感情の処理や偏っている性格(概ねは真面目、几帳面、人に気を使いすぎる)改善のため認知行動療法や実存分析法、イメージトレーニングなどの心理療法の指導をさせていただきます。

取り入れる心理療法は相談者ごとに主とする療法は違えますし、ほとんどの心理療法は日本人に受け入れ、改善しやすい方法に私自身で改善して指導させていただいております。
2021年06月01日 19:20

アダルトチルドレンのカウンセリングポイントは刷り込みです。

向かいのお宅のアジサイが咲きとてもきれいです。自宅の庭の木々も若葉が芽吹いて新鮮な輝きと何とも言えない香りに心が癒されます
4月の入学式は桜で5月はつつじ、6月が新緑、アジサイと私は長年にわたって記憶していましたが、3月の卒業式が桜になり春から夏にかけての花の咲く時期が半月以上ずれているのを毎年経験すると長年の記憶は入れ替わっています。

アダルトチルドレン・トラウマ・PTSD・ACなどの用語が一般によく使われるようになって20年以上になり心理カウンセリングでのご相談もすごく増えています。

私は「毒親」という言葉が独り歩きしていることには思うところがありますが、アダルトチルドレンなどを相談に来られる方は過去のすごくつらい経験を消してほしい、毎日苛まされるシーンを止めてほしいと、過去の苦しさから抜け出すために心理カウンセリングを受けたいというより、その方法を教えてほしいと相談される方がほとんどです。
その影響の大きさ、深刻さに当然のご相談だと思います。

心理カウンセラーとしては個々に応じた対応をとらせていただいておりますが、共通してアドバイスさせていただくことは、先ずそのつらい鮮烈な記憶を自身で「すり込み」続けないようにすることです。

するなと言われても自然とその過去が頭を支配して今の生活に多大な支障を生じさせているし、性格すらも偏り対人関係も或いは自分の子供にも上手く接することができないと反論されます。

湧き上がるつらい記憶の対応は時間がかかりますが私独自の各種心理療法とアドバイス、トレーニング方法、暗示方法などをカウンセリング東京銀座ルームでは指導させていただいています。

自身で行っている刷り込みを続けないこととは、例えば関係の書籍やネット上の記事を読まない、見ないこと。個人によりますが集団セラピーや自助会への参加をしないことを指します。

解決方法が知りたくて情報を数多く調べる、見られる気持ちはとてもよくわかりますし、同じ方がいることに安堵感が出ることも理解しています。
時にはご覧になられた情報で解決される方もいることも分かっておりますが、多くの方はこの情報を得る行動が自身の辛い記憶を鮮明にさせてしまうこと「すり込み続ける」ことにもなります。

カウンセリング東京銀座ルームではアダルトチルドレンやトラウマに限らずパニック障害などメンタル系のご相談者で改善、解決された方は大化の改新の年号を皆さま覚えています。

日本の年号をお尋ねすると1192年や794年と答える方は語呂合わせで覚えていることもあり多いのですが、一度は覚えているはずの645年は9割の方からは出てきません。

この現象は語呂合わせとはいえ1192年などは時々に何度か思い出しているからで645年も完全に記憶から消えているより、覚えた後に思い出してない、確認したことがないから出てこないのです。
銀座ルームで2,3回645年大化の改新と言うだけで皆様覚えてしまいます。

私が書籍やネットの情報を極力見ないようにお願いしているのは、正しくない情報が多いとか少ないの問題ではなく、気にして読むことにより、よりネガティブな記憶や感情、情景が鮮明に記憶されるからです。
自助会や集団セラピーでもそれぞれの辛い記憶の話場所、確認場所となることでより辛い記憶が鮮明になることがあります。

ご自身ですり込み続けていることを止めることにより、強烈な記憶が徐々に薄れていき強いダメージが和らぐことが多くなります。
冒頭に書きました通り異常気象の為ですが私の春先からの季節感は完全に切り替わっています。
 
2021年05月18日 13:29

統合医療と心身一如、心と体のバランスが取れた生活のすすめ

2年続けてゴールデンウィークに移動の自粛要請がかかり期間中自宅にて過ごされた方も多かったことと思います。
海外旅行や行楽、様々なイベントなどに出かけるのに最適な時期であり、新鮮な空気や異文化にふれたり、キャンプやハイキングなど陽を浴びながらの軽運動。また感動する自然美や各地のおいしいものを食することにより日々のストレス解消に大きな役割を担っている週間ですが、長引くコロナの影響によりどなたにも心身に負荷がかかっていることが気になります。

私は心理学から医学研究科に進みましたので統合医療を主に学びました。
統合医療とは西洋医学・伝統医学・代替医療・民間療法など様々な医療を融合させる患者様中心の医療で、近代の西洋医学を生かしながら中医学やインド医学など各国の伝統医学、心理療法、自然療法、栄養療法、手技療法、運動療法等各種代替療法を総合的、体系的に選択・統合して最も適切な治療を施すものです。

なかでも私は中医学が重視する心身一如=心と体はつながっていて、心の不調が体の症状に影響したり、体の症状が心の不調を導くという概念と、生命が本来自ら心身の健康維持のためもっている自然治癒力やホメオスタシスと言われる恒常性(体内の環境を一定に保とうとするしくみ)を私の統合医療の中心に置き、各人の自然治癒力や恒常性高め、より機能する治療方法の研鑽に時間をかけました。

しかし私は心身不調の相談者様の心理カウンセリングではイメージとして、自らを人間部分・頭(脳)と、動物部分・体を対に二分にして心身一体とは逆に分けることにより、心身のバランスのとり方を理解していただくようにしています。

わかりやすい例として自分はインドア派で読書、ゲームをすることで癒され余暇の時間の多くを使っている方。
ボディービルダーみたいに体のトレーニングや食事管理をして美しい体作りをしている方。

この2例は2分したどちら側が楽しんでいる、喜んでいると思いますか。
人間部分・頭(脳)か動物部分・体どちらでしょうか。

インドア派の方は人間部分・頭(脳)、ボディービルの方は動物部分・体と答える方が多いですが、実はどちらも人間部分・頭(脳)部分が楽しんだり喜んでいます。

動物部分は動物だから動いてくれないと困るよ。もっと新鮮な空気を吸ってお日様にもあたってよ。
そんなに厳しいトレーニングばかりでは体もたないよ。プロティンばかりでなくおいしいものをたらふく食べたいなと悲鳴を上げています。
(どちらも否定しているわけでなく、わかりやすい例として捉えて下さい)

こうして2分してイメージをしてみると普段一方ばかりに偏った生活習慣になってないか心身不調の相談者様には確認してもらっています。

自分にとって大切な趣味、趣向であってもどちらかに偏っていると心身一如や自然治癒力・恒常性が機能せず結果身体はストレス過多の生活をして疾病や症状、障害が出るまで気づかずにいることにもなります。

コロナのことで生活様式が変わったり、自主的な自粛もされていている方も多いと思います。また働き方もリモート中心となっていく中で、人間部分・頭(脳)部分だけが喜ぶ、満足する生活習慣になりがちです。

動物部分・体はストレスが溜まり、ここから生じるストレスは普段はおとなしいですが爆発すると人間部分がいくら指示、指令をしても体は動きませんし、今まで楽しかったことも全く楽しめなくなり、三大欲求ほか各人それぞれの欲求や意欲が低下するか、または乱れます。

このような状態になると修復までかなり時間がかかる方が多く、時には大きな病となることもあります。

コロナ禍の中でどのように生活をしていくことが正しいか、なかなか答えは見つからないと思いますが、ここまで書いてきましたことも一つのご参考にしていただき、偏らない、バランスの取れた生活をそれぞれお考え下さい。
2021年05月12日 16:43

カウンセリング東京銀座ルームゴールデンウイーク開室状況のご案内

本年の4月29日から5月5日のゴールデンウイーク期間中は只今短縮時間にて運営しておりますので特にお休みはいただきません。

カウンセリングは4月29日(木)は祝日で休室いたしますが4月30日(金)より通常通り木曜・金曜・土曜日の11時頃から17時30分頃の開始時間にて承っております。
お申し込みは随時予約フォームにて受け付けており、事務処理は期間中も毎日行っております。

心理カウンセリングでのご相談は皆様にとりまして不急不要な外出ではございませんのでお悩みが深くならないうちにご相談いただきたくお願い申し上げます。

最新のカウンセリング東京銀座ルームのコロナ対策はこちらからご確認ください。
2021年04月14日 17:17

心理学では先読み不安は9割以上その通りにならないと実証されています

東日本大震災から10年がたち3月11日の前後10日ほど各メディアによる特番や様々な情報に触れ、復興の遅れ、特に原発の処理が進んでないことを改めて意識すると共に、自ら普段の関心の低さ、何も関われていないことに心苦しい思いがしています。
 
大震災の直前まで政府の広報的なコマーシャルで日本の電力は水力、火力。原子力で3等分していることで電力は安定且つ持久的に供給されていると広報され、ライフラインに関わる事はこのようにバランスがとられて守られているのだと認識していました。
 
震災後原発の代替は確立されておりませんし、福島原発の廃炉作業では特に汚染水、デブリ、核燃料の処理も計画通りに進んでなく、現場で作業されている方は緊張のなか慎重に作業を進めていただきたいと思いますが、かなりの年月がかかることで、残念なことに地元に戻ることを諦めた住民の方も多くいらっしゃり気持ちは重くなります。
 
実は私も10年前の震災時の対応で深く反省をしていることがあります。
10年前の3月11日も今と全く変わらず東京銀座ルーム6号室でカウンセリングを行っており、発生時斜め対面に座られていた相談者様は足が不自由で杖を使われ、ほぼ毎回奥様が付き添われて1年毎週通って下さっていた方でした。
 
既にご相談内容は解決して4月から職場に復帰されることが決まっていて、当日は通勤のリハビリも兼ねお一人でお越しになられ、カウンセリングというより終始和やかな雑談をしていた終了間際に震災が発生し、東京の銀座でもすごい揺れを感じましたが「かなり揺れますね」と二人で普通に話をし、いつもと変わらずに私はその方の退室を見送りました。
 
次の方がお越しにならないのでこの地震はどうなっているのか。
事務所も自宅とも連絡がつかず、受付に確認すると東北を中心に大地震が発生していると知らされ、すごい揺れが長く続く地震があったにもかかわらず、足の不自由な相談者様を外に送り出してしまったことに大変心配し、自分の配慮無き行動を恥じました。
 
普段は直接相談者に電話することはないのですが翌日その相談者様に連絡を取ると、外に出ると大変な状況で電車は止まり銀座なのにタクシーを見ることもなく、近くの帝国ホテルに辿り着いたら、部屋に空きはありませんがお気兼ねなくロビーを使ってくださいと1泊休ませてもらい大丈夫でしたと伺いました。ホテルの機敏な対応に感謝と自身の有事の際の判断力のなさを深く反省しました。
 
以後は大きな揺れを感じますと必ず被害状況を確認してから退室していただくようしています。
 
何年も前から各方面に高確率で数年の間に巨大地震が発生すると専門家が指摘しており、政府、自治体をはじめ各々で対策や備蓄をされていることと思いますが、やはりとっさの各自の状況判断が大切だと痛感しています。
 
一方で日本人の多くは将来の想像、予想を悪いこと、ネガティブなことに描きやすく、過度になると常に頭の中をその思いに覆われ、時には必ずそうなると信じ込み通常の暮らしが保てなくなる方もいます。
 
心理学などでは先読み不安は様々な角度から数多くの検証がされ92% ~ 98%がその通りに起きないと実証されています。
 
災害に対する備えは必要ですが過度の不安や緊張を意識することは心身に多大な負荷、ストレスをかけますので、今大事な生活を楽しむことができなくなりますし、時にはそのうち漠然とした不安と称される何が不安なのかさえもはっきりわからなくなることに苛まれることにもなります。
 
ある日突然めまいや動機、息苦しくなり発汗とともに強い不安や恐怖が起きる症状がパニック障害で、また同じことが起きるのではと意識することを予期不安といいます。
私はこの予期不安を意識しているとパニック障害にもなると思っております。
 
いずれにしても普段からストレス過多の生活をしないことと、ストレスを自分にかけすぎない考え方が大切で、特にほぼ起こらない先読み不安を続けている方はメンタルに限らず心身の疾病のもとにもなりますので、極力感謝すべきこと、楽しいことへ意識を向けることをお勧めします。
 
2021年03月22日 18:17

心理カウンセラーとして大切なことは相談者との対話を覚え続けることです

プロ野球のキャンプが終わりオープン戦、そしてシーズンの開幕が始まりそうです。当面観客の制限はあるでしょうが全試合行ってファンに感動を与えてくれることと信じています。

そしてオリンピック・パラリンピック、様々な意見があるでしょうが、日々努力を積まれてきた競技者が全員精一杯の力を発揮できるように開催してほしいと願っています。

話を戻しますが私は四十肩を何度も繰り返し30才過ぎから唯一の運動であったゴルフを50才で諦めてから全く運動することがなくなりました。
以降は20才位から毎年続けている4月から10月迄のプロ野球巨人応援の為の東京ドーム通い、11月から4月新人戦までの学生ラグビーの観戦が最大のストレス発散となっています。

東京ドームでは時に大声を出し、腕を振り上げたり、回したり、だれかれ構わずにグータッチ、万歳の連呼は気分爽快でとてもいい運動になっていますし、併せて昼からの飲酒でガソリンを大量にチャージし精気の補給をたっぷり行っていています。私が観戦するときはとにかく巨人が良く勝ちます。

学生ラグビーの観戦は決定的なシーン以外静かに観戦します。ラグビーは試合中に審判が選手を指導しながらゲームを進めるという独特なスポーツで、「これ以上頭下げないで」とか、「前に出すぎているよ」と声掛けされ、従わないとペナルティーがとられ、観客が騒いでいるとその指導が聞き取れないこともありラグビー場は結構静かです。特に学生ラグビーは。

しかし昨年の2月から今までは人生で初めて1年以上東京ドームに行かず、ラグビーの高校都予選決勝と、大学の早慶戦の2回秩父宮ラグビー場に観戦に行っただけでかなり自粛しています。

日々のカウンセリングも週の前半は特別な事情以外お受けしていませんし、東京銀座ルームでも皆様と自分の安全また社会貢献の一助として朝一番と夜最後の時間帯はお受けしておりません。

こうして平時よりかなり時間があるのに新しいものを覚えようとしない、医学、心理学などの勉強をほぼしていません。
言い訳をしますがカウンセラー選びの一つのポイントともなりますので続けてお読みください。

私は心理カウンセラーで大切なことはカウンセラー自身が健康で決められた時間内緊張を保ち続けることだと思っております。

カウンセラーを仕事としてから昼食は一切食べておりませんし、11時間続けてカウンセリングを行うことも年中です。今日まで33年間一度も欠勤・遅刻・早退をしていません。

また、2、3回お越しになれば東京銀座ルームでは5分間で前後の方が入れ替わることはすぐにお分かりになりますし、相談者皆様時間順守に自然とご協力いただけており、私はトイレ以外一切休憩時間をとりません。

自分にかなり負荷を掛けるこのようなご対応をすることは様々なことをクリアするためで、ご相談者が込み合うカウンセリングルームではどちらも同じだと思います。

そして心理カウンセラーとして最も大事なことは毎回のご相談内容、どのような話のやりとり、また私がアドバイス、コンサルティング、レクチャー、心理療法の指導、誘導をどうしたかをできる限り覚え続けることだと思っています。

そのためにすべてのカウンセリングの予習・復習を必ずしており、日によっては3時間以上かけることもあります。

他のカウンセラーや精神医、心療内科医は相談者からお聞きするとパソコンに入力される方も多いようですが、正確に記録はされるかもしれませんが、それでは相談者一人一人のカウンセリング内容を自分の記憶の中にとどめ続けることできず結果相談者に寄り添えないと私は思っております。

おかげさまで多くのご相談を賜っておりますので、心理カウンセラーとしてカウンセリング東京銀座ルームでは特にこの二点の徹底をこだわり続けております。

よく人は脳の何割しか使ってないといわれますし事実だとも思いますが、私はカウンセリングのこと以外極力詰め込まないようにして、あとは健康維持のため十二分な睡眠をとること、夕食と入浴にたっぷり時間を掛けて日々過ごしています。
2021年03月03日 18:21

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