日本人には日本人にあったカウンセリングが必要です

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カウンセリングでアドバイスするカウンセラーの選び方 カウンセリング東京銀座ルーム

当室では以前から悩み続けたうつ病などメンタルの病気、夫婦問題、アダルトチルドレンなど新年を機に初めてカウンセリングで相談される方が毎年1月は他の月より増える傾向があります。
今年も同じく初めて状況や環境、体調の改善、解決のためにアドバイスやサポートを希望される方のご相談申し込みが増えました。

カウンセリング東京銀座ルームでは新規ご相談者に当室を選ばれた理由をお聞きしておりますが、知人からの紹介・カウンセリングルームの選び方を見た・長い臨床経験がホームページから分かったなどとお聞きします。
なかでも際立って多いのが聞くだけでなく心理カウンセリングでアドバイスがほしい。整理の手助け、解決に導いてほしいとのお答えになります。

日本では心理カウンセリングはアドバイスをするものではなく、心理カウンセラーが相談者の話をしっかり共感を持って受け止めながら聞き続けることにより、相談者自ら自身の問題点を整理し改善のための気づきを導きだすのが心理カウンセリングだとの見解を持っている方が学者も含めて多数となっています。

これは日本での心理カウンセリングが60年くらい前から来談者中心療法を基として研鑽され、今日の心理カウンセリングの発展につながっているからであり、心理カウンセラーとしてご相談を受けるすべての方が何年もかけて必ず身につけておかなければならない心理療法となるからです。
実際多くの心理カウンセラーの主としているカウンセリング技法となります。

この流れが日本では心理カウンセリングとは相談者の話に心理カウンセラーが傾聴し、表現された感情的内容をそのまま受け入れ続ける。
もしくは要約して返すことによって、相談者自身がどのように感じ、生き方をより真摯に取り組むことができれば、特に心理カウンセラーがアドバイスや心理学知識を示さなくても、相談者自らが気づき、成長していくことができ、心理カウンセリングを受ける方に多大の効果があるとの理論からなっています。

しかし日本の心理カウンセリング臨床現場ではこの来談者中心療法(私は一つの心理療法と捉えています)だけでは相談に来られる方の求めに応じることができないのが現実です。
相談者は共感をもってしっかり話を受け止めてもらったうえで、改善、解決、または自己肯定や自己を受け入れるためのアドバイスを求める方がほとんどです。

もともと相談者の多くは心理カウンセリングとは心理学をベースに悩んでいることに対して適切なアドバイスや結論、改善方法を伝えてくれるものだとの認識で受けられているのですから、カウンセリングでアドバイスはすべきではないとの多数派の見解とはかなりの差異があります。
最も当初は適切なアドバイスを求められて一定の効果が得られた方がカウンセラーとの信頼が築かれ、何年も来談者中心療法により自己分析や自己洞察を続ける方もいらっしゃるのも事実です。

20年以上前から心理カウンセリングに行ったが「ただ話を聞くだけで何も得られなかった」との意見が相談者の意見として声が大きくなりだし、その対応としてなのか精神分析療法や認知行動療法が来談者中心療法と合わせて行われるようになりました。

今日では特に認知行動療法が心理療法の中心になっているようですが、相談内容を明確に区切って施されることには賛成です。
例えば精神科医の下やメンタルクリニックでのカウンセリング、またはネガティブな思考改善、偏った思考(性格)改善を専科として認知行動療法を主としたカウンセリングが行われることはよく理解できます。

しかし上記以外の心理カウンセリング現場では来談者中心療法・認知行動療法だけでは相談者の期待に応えることはできません。

日本では基本カウンセリングで保険が適用されず、高額なカウンセリング料金を支払っていかなければならないので、上記に挙げた心理療法など当初より多くの回数や年月を必要とする可能性がある療法を選ばれる方より、アドバイスや時には答えを求められることが多いのが臨床現場の現実です。

先程も述べましたが当初は適切なアドバイスを求められて一定の効果が得られカウンセラーとの信頼が築かれ、何年も通われて自己分析や自己洞察を続ける方や一時期カウンセラーを心の支えとされる方がいらっしゃるのも事実です。

一方アドバイス型のカウンセリングが認められない最大の理由として穿った見方かもしれませんが、心理カウンセリングとしてはいくら心理学や医学その他の学問を学んでも一致したアドバイスができないことにあり、つまり後進に教える術もなく、後進達も学ぶ資源、学ぶ師がいないからにあります。

これらはいずれAIなどの進歩で可能になるのかもしれませんが、それでは対面カウンセリングから得られるスッキリ感、安堵感などカウンセリングでの大きな効果を失うことにもなります。

私は発達障害が原因での改善相談以外は基本どのようなご相談もお受けしており、ご依頼があればカウンセリングでアドバス、レクチャー、各種心理療法の指導を行っておりますので、そのようなカウンセリングをご希望の方は是非お申し込みをいただきたいと思っております。

遠方からのお越しの方の為も含めまして30年前からメンタルコンサルティングと銘打って2時間のアドバイス型カウンセリングも行っておりますが、お住いの近くでアドバイスカウンセラーを探される際の選び方のポイントをお伝えします。

基本はカウンセラーのホームページを下記を念頭によく読み取ることにあります。

・学ぶ術がないうえ様々なご相談のアドバイスを行うには臨床経験の長さと受け持たれた相談数の多さが基本となります。
臨床経験の長さは読み取ることができると思いますが最低20年以上臨床現場一筋に行われていること。

臨床数の多さは予約状態からわかります。新たに予約を取る際先々まで空き時間を示しているところ、近直でもスムーズに予約が取れるところは相談者が多く通われていないところが多いと思われます。したがって年数=相談者数とはなりません。

・心理学、精神医学の基礎知識は当然ですが、法律や経済、一般教養などある程度知識、関心があるカウンセラーかは記事他ブログなどでも確認できますので簡単でも読まれることをお勧めします。

・カウンセラーに結婚歴があり、できれば子供を育てられた(ている)方がよいと思います。(子供は授かれない方もいらっしゃることは認識ください)

心理カウンセリングで様々な相談に対してアドバイスもするカウンセラーの選び方としてのポイントをあげました。
資格、学歴をカウンセラー選びの最重要項目と思われる方も多いですが、心理カウンセリングでアドバイスを求める方はそれらより上記のことを最優先にされて選ばれてください。
2022年02月09日 15:32

光をつかむ カウンセリング東京銀座ルーム

皆様新年をどのようなお気持ちでお迎えされましたでしょうか。

私は昨年も対面カウンセリングしか行わないスタイルに拘り、感染対策の自粛生活を最も厳格に行うべき一人として生活し、暦通りにカウンセリング東京銀座ルームを開室致しました。

年末には全国で感染者が極僅かとなっておりましたので一週休みをいただき、宮崎と大分県で神話の世界に十二分に触れ、心と体をリフレッシュするとともに個人でできる範囲の経済貢献をしてまいりました。

メンタルの相談者には感染に注意されて体を動かす機会をできるだけ積極的に作って実行してほしいとカウンセリングでアドバイスをさせていただいておりますが、2年ほぼ銀座と高崎と自宅以外動かずに過ごしたつけは鵜戸神宮・天の安河原・高千穂渓谷・宇佐神宮で足腰に顕著に出て、年が明けた今も階段の上り下りに足が痛み情けなくなります。

コロナ感染者が急速に減った原因は専門家でも未だによくわかってないなかで、温度保存によるワクチン管理の厳格さが一つの理由にも挙げられておりますが、やはり法律で厳しく抑え込むことをせずとも日本人一人一人が感染対策をしっかり励行され続けていることが大きな理由の一つには間違いないものと思います。

経済の為にも以前の生活形態に近づけなくてはならないとの意見も多く出だし、人々の動きも活性化しつつありますがオミクロン株の急増が懸念され、また自粛要請がかかるのか気になります。

コロナにより心理カウンセリング斯界もですが様々な企業、商店が経済面でダメージを受けておりますが、ここにきてやっと厳粛過ぎる感染対策は経済の為だけでなく、心身の健康を虫食むことにつながり、中でも社会的弱者(子供、老人、障害者など)の心と体の衰えが著しいとの数値を表してくれるようになりました。

心理カウンセリングでは社会的弱者の方のご相談もお受けしておりますが、一見ごく普通の成人に見える方で深い悩みに苦しまれている方、心に深いしこりをお持ちの方、メンタルの障害をお持ちの方々のご相談がほとんどとなります。

私はこの方々が力の限りを振り絞って社会貢献をされていることやそれでも動けずに苦しんでいることをよくわかっておりますので、孤立することがないように、また体力や感覚をできる限り衰えないようにしていただくため東京銀座までの移動を含む対面での心理カウンセリングをお受けいただくようお勧めしております。

ご相談者の中には明日また辛い一日が始まるのかとの思いが強くあり、大晦日は同じく辛い一年が訪れるのかと何とも言えない暗い気持ちで新年を迎える方もいらっしゃいます。

私は心理カウンセラーとして、また良きサポーターとして、相談者の皆様が暗い闇を一人で悩み続けることなく、ご自身と違う角度からの取り組みや方向などをともに考えお伝えさせていただきたいと思っております。

少し見方、方法を変えれば光が差してくるかもしれません。
この少しが皆様にとりまして大変なことは十分にわかっておりますが、他者を信じる、受け入れることを更に一段強くしてみてください。
大事なことは後ろ向きなことばかりに目、考えを集中させていて光が届いていることが分からなかったり、光を光と感じなくなることです。

覆われている雲から光を感じ取れるようになれば状況は変えられますし、関わる環境も変化します。
メンタルで悩んでいる方ももう少ししのんでいただければ回復に的確に効く薬もできます。
カウンセリングの期間中にご自身が楽になれる感情・認知・行動の変化も身につきます。

日本は良い国です。精神医療も進歩していますし、やり直す、立て直すことは何度でもチャンスが得られる国です。
2022年01月05日 15:14

カウンセリング東京銀座ルーム年末・年始の休室ご案内

カウンセリング東京銀座ルームでは本年12月25日(土)まで心理カウンセリング・メンタルコンサルティングを承ります。
事務作業は26日(日)まで行わさせていただきます。
 
明年は1月6日(木)より開室致し心理カウンセリング・メンタルコンサルティング他すべてのコースを承ります。
事務は1月3日(月)より通常時間にてご対応させていただきます。
1月6日(木)に心理カウンセリングお申し込みのご相談者様への正式な開始時間ご連絡は1月3日(月)夕刻に返信メールにてお伝えさせていただきます。
 
年末、年始休室中もお申込みは予約フォームより随時承っておりますが、事務作業は上記にて行わせていただきますのでご返信が遅くなります事がございますのでご了承ください。
2021年12月07日 16:43

交感神経と副交感神経のバランス カウンセリング東京銀座ルーム

毎年11月23日(勤労感謝の日)は大学ラグビー早慶戦観戦が私の恒例行事の一つですが、神宮外苑の黄金色に輝くイチョウ並木を散策する楽しみの日でもあります。
当日は東京の日中ではほぼ雨が降らない特定日のようでゆっくり時間を掛けて心身のリフレッシュをしています。
試合中の興奮と前後のイチョウの癒しで自律神経のバランスにはとても良い一日となっています。

電車に乗っていてとにかくボーとしているか、車窓からの眺めに何気ない興味や変化を感じ取っていますが、地下鉄丸の内線で銀座まで通う区間の中で茗荷谷から後楽園間のほとんどは地上を走り、この時期の窓から見えるイチョウ並木の紅葉は心身の保養になります。
先週まで木々全体が黄金色に輝いていましたのでもうしばらくは楽しめると思います。
しかし、乗客のほとんどはこの素晴らしい光景をご覧になられてないことは心理カウンセラーとして気になります。

心理カウンセリングでご相談をお受けしていると東京銀座ルームの相談者の特徴として常に緊張・活動・興奮時などで優位になっている交感神経優位な時間が長すぎる、続きすぎる、生活(思考)習慣になっていることが挙げられます。

カウンセリング東京銀座ルームの相談者は本来真面目で、勤勉、実直、責任感が強く、また物事を複雑、推測で考え過ぎる(考え続ける)傾向の方が多いので、交感神経優位時間が長すぎる意識をカウンセリング中にも日々の生活習慣でもご自身で見直していただくようお伝えしています。

私たちの体温・心拍・呼吸・消化・排泄など生命維持に必要な機能をオートマチックに24時間休むことなく調整してくれる神経が自律神経で、日中や活動している時に優位になる交感神経と就寝時やリラックス時に優位になる副交感神経の拮抗した2種の神経により自身の意志や指示と関係なく自動的に生体が維持されています。

この2種の神経を説明するときに私は交感神経が優位な状況は体がたたきまくられていて、そのたたかれた影響を元に戻す(修復)するのが副交感神経だとイメージしていただき、両神経が同じ時間優位になると理想的な自律神経のバランスが整われ、心身の健康が正常に維持されると説明しています。

また、この両神経のバランスが取れた生活習慣は免疫系にもバランスよく機能しますので、様々な疾患の原因になるストレスや細菌、ウィルスへの対抗力にも機能します。

現代人はせわしなく、早く動く変化する環境の中で生活しています。すべての世代の方が心に余裕が持ちにくくなっています。仕事や学業でも何故かせかされて焦ってないでしょうか。

夜間は基本副交感神経優位な時間帯ですが交感神経が優位になることばかりしていたり、考えていて睡眠時間を削ったりしていないでしょうか。
緊張・興奮・イライラなどで夜間時間帯を過ごしていると睡眠時間だけの問題でなく、睡眠の質も悪くし、断眠、中途覚醒、早朝覚醒の原因ともなります。

日中の活動時間帯にもふと緊張を切ることやリラックスタイムをとることはとても大事に積極的にしていただきたいことです。
コーヒーに意識をむけて飲んでいますか。トイレでスッキリ感を意識していますか。昼食をゆっくりかみしめていますか。

これらは交感神経が優位な日中誰でもされることですが、多くの方が何かをしながら、考えながらの「ながら」になっています。
それぞれ大した時間ではないので「徹する」にされることをお勧めします。
一時でも緊張が緩めば心に余裕ができパフォーマンスが向上すると言われています。

私は満開の桜や黄金色に輝くイチョウを愛でる(趣をもって味あう)ことは人生で60回くらいしかない貴重なものだと思っています。
年がら年中あるものでもなくお金で得られるものでもないことを、時間を大切に使うとともに、毎年の2週間のチャンスを生かす生活習慣の意識は、様々なリフレッシュや癒しを見つけながら過ごすことにつながり、心身健康の秘訣になるとも思っています。
2021年11月30日 15:34

依存症・アディクション(嗜癖) カウンセリング東京銀座ルーム

先日後輩が電話で最近よくわからない言葉が巷にあふれていて、ついていけないです。カタカナ表記や何語か分からないような造語、ビジネス用語やギャル語が氾濫していてカウンセリングで困りませんか。エスディージーズなんてよく聞きますが何もわからないですよね。

と尋ねられ、とても困っているが年のせいだけでは済まされない状況だよねと答えましたが、彼は大学時代から語学が堪能で商社勤務も長く私とは全く違うと思っていましたので少し安心、心も軽くなりました。

カウンセリング中でも相談者からもSDGs(エスディージーズ)って分かりますかとたまに聞かれ、カウンセリングでは知ったかぶりをすることは良くないと意識していて(正直たまにしてしまうのですが、対面カウンセリングではほぼ相談者に気付かれます)首を振りながら分からないと答えています。

温暖化対策として一人一人が意識し対応すべきことは、個人が取り組むSDGsの中にたぶん含まれていると思い、我が家では節電を徹底することにしています。

東京オリンピック開会式の時に国立競技場を中心に都内の夜景が映し出され改めてきれいな都市だと思いました。
ただ節電を観点に考えると祝日の20時過ぎにオフィスビルに煌々と明かりが輝いていることは、イベントや期間限定のイルミネーション等とは違い、たぶん日常となっている事でしょうから、どうなんだろうとも感じています。

節電ですが私たちは電気に依存しすぎてないでしょうか。大袈裟に例えれば空気とは異なるとは思いますが、水と同じく知らず知らずに国民全員電気依存症になっていて、電気がなければ全く生活ができなくなっています。
(依存症とはあくまでも医師が診断するものですが、以下の記事では一般的にそう言われるだろうと自身、他者判断を含ませていただきます)

依存症とは自己コントロールがつかなくなり、やめなければと思っていても繰り返してしまうことで、アルコール依存症・ギャンブル依存症・薬物依存症(医師の処方薬でも起こることがあります)などが頭に浮かぶかもしれませんが、最近ではやめなければいけないという認識もなくネット依存症・ゲーム依存症と言われる方も増えてきて、本人に意識がなくても様々な負の影響が出てきている方がいらっしゃいます。(両依存症とも精神医学では現時点で病名とされてないはずです)

以前は~依存症という病名は限られた2、3しかありませんでしたが、今日では医師が~依存症と多種の依存症名で診断しますし、一般的にも素人判断で依存症とわかることが多いと思います。
また、広義では依存症はアディクション(嗜癖)と呼ばれる特定の物質や行動、人間関係において心身の健康や生活を苦しめる性向も含まれますので、買い物依存・恋愛依存・セックス依存・抜毛症、過食症、拒食症や自傷行為なども依存症に含むという見方もできます。

私たちは日々ストレスを受けていますし、時には過度の緊張や不安状態が続くこともあります。それらを緩和する意味も含めて生活の中で楽しいこと、好きなことを行って心身の調整をしています。
生活の中で趣味・嗜好、習慣などを試しているうち、たまたまその人にとってピッタリはまるものに出会い、強い快楽、喜びという感覚を得ると脳は報酬(ご褒美)と認識します。

過度にはまり次々と同じもの(こと)を繰り返すと脳本来の情報伝達が上手くいかなくなり、勝手に暴走するようになります。
報酬を求めて行動はどんどんエスカレートし、自分では制御できない状態になってしまいます。

ギャンブルで感じるスリルや興奮、ダイエットで食事を抜いて体重が落ちた時の達成感、リストカットをすると辛い気持ちがやわらぐ、スッキリする感覚などが脳の中で報酬を求めていることだと分かってきています。
報酬を求めて行動はどんどんエスカレートし、自分ではコントロールできない状態になってしまいます。

このような状態になり脳に快楽=報酬(ご褒美)を与え続けると、次第に脳からご褒美の欲求が強く起こり依存から依存症になっていくと捉えられています。

何かの依存症の方に対して改善できないのは精神が弱いだとか、気合が足りない、本気で取り組んでない等は関係がなく誰にでも起こりえることで、医師に依存症と診断される状態になると専門家や専門施設を使われても改善は難しく、時間がかかることがお分かりいただけると思います。

依存症になる前に自ら或いは周囲の方が気付き、改善するための行動をしなければなりません。
早く気づけばやめようと思った時間、日、期間は必ずやめることから取り組み、そのやめる時間、日、期間を徐々に増やすことや、代わりになるもの(こと)、ストレス解消方法などの種類を増やすことにより依存症に移行することが防げることも多いと思います。

何か気になる依存があったら取り組んでみてください。私は毎晩の晩酌を日によって意図的に抜いたりして取り組んでいます。
2021年11月10日 15:45

自己否定が強く、自己肯定が低い方へ カウンセリング東京銀座ルーム

暦の上では秋は8月初旬から10月を指すようですが、日本の四季で秋は9月から11月のイメージです。
しかし近年春と秋がすごく短くなっている気がしています。

晩秋に入っている先週前半まで25度位の気温が普通で半袖姿が多くみられましたが、後半から急に冷え込み冬物のコートを着て通勤している方もいるようで、気候変動の影響の大きさを感じます。

秋の味覚と問われれば松茸と答えたいのですが私の脳内には味、におい、食感の感覚が入ってないらしいので、庶民らしく梨・ぶどう・柿・サンマ・カツオに焼き芋となりますが、北海道の方はいくらが上位に来るらしいです。
各地や人によって好みが変わるのは当然ですね。

心理カウンセラーとして心理学、医学など日々勉強すべきでしょうが、コロナ禍でも1週間に30名以上のご相談をお受けしておりますと、各相談者様の話されている内容を来室頂く限り覚え続けることが、心理カウンセラーとして最も大事なことと考えている私には記憶の容量、時間的にとても難しい課題です。

また、最近の心理カウンセリング臨床現場では時事のことも日々更新してご対応しなければならない相談も多くありますので、ニュースを見聞きする時間も生活の中でかなりとっています。
メディアによって伝え方が違うことが多く、心理カウンセラーとして偏らないようにするには多種の情報を入れなければと心掛けてもいます。

日本人の性格気質として悪いこと(いわゆるネガティブなこと)を拾い上げる、想像する傾向があります。見方を変えれば慎重で安全な暮らしにつながりますが、過度に意識し日々塗り替えているとネガティブなことに苛まれ自己肯定がなくなり、自己否定が強くなります。

アダルトチルドレンなど生育過程でネガティブなことを繰り返えされたり、すごく強烈な負の経験がオートマチックに意識される方々(例えばトラウマ、PTSDに悩まれている方)には何度かほかに取り上げさせていただきますが、
常に自己否定につながる自身の言動・行動などに対して自己反省会を繰り返している方、先々のネガティブな想像を繰り返す癖がついている方は思考や生活に偏りが生じますので修正をお勧めします。

ご自身で気づかれて修正するために多く行われていることは、良くできたこと、自分で誉めてあげたいことを毎日少しでも取り上げてノートに書き止める方法です。

様々な情報で取り上げられ良い習慣にしていただきたいことですが、私はそれだけで済ますのはもったいないと思っています。
書き留めたものをよく読み返すことが大事で、更に頭の中で時々に反復することをお勧めします。
難しいことですが心理療法とはこのような一見簡単なことをこまめに行うことにより効果が生じます。

何度も繰り返し反復しているとネガティブな事象を取り上げる回数は必ず減りますし、強く落ち込むような事案があっても数日でやわらぎ、薄くなります。
反省として必要なこともあるでしょうがその場合はダメな自分を意識するのではなく、今度はこうする、こう答える。
こういう表情、態度、動作をすると記憶し反復してください。

偏った情報ばかりに接していると自身の普通感覚が偏ってきます。同じく自身のネガティブな事柄のみに焦点を当てていると脳が偏り、自分に幸多き人生などありえないと脳に染み込まれ、ささいな幸せに気づかないどころか、大きな幸せ喜び感動にも気づかなくなります。

ネガティブなことを意識した時にはポジティブなことを思い起こし、脳の上塗り、更新をする習慣をつけていただくと、自己否定は弱くなり、自己肯定が意識できるようになります。
 
2021年10月24日 15:44

ハラスメント カウンセリング東京銀座ルーム

ノーベル賞の発表が始まっていますが日本人の受賞者もすでにおられ、失礼なことですがお名前もご功績も全く知らない私もお祝い申し上げたい気分です。

もう何十年も前のことですがノーベル賞を受賞するには10年以上その業績が正しかったか、この功績が後の更なる様々な研究や日々の生活に役立っているかなど時間を掛けて考察して決まるとの事を読み聞きした記憶があります。
今日どのようになっているか分かりませんがすごく大事なことだと感じています。

心理カウンセリングをしているとハラスメントの被害が増えていて、相談者様はとてもつらい思いをされています。
ハラスメントによる抑うつや適応障害などの症状改善やトラウマの緩和などでカウンセリング・各種心理療法を施させていただいておりますが、生活の中にハラスメントをしている方(方々)がいますのでその対応は非常に難しいケースが多々あります。

ハラスメントの自覚がない方が依然多いのは、単純に人権を侵害する行為・言動がハラスメントですよ。では自覚されないと思います。

人格や性別、性的なハラスメントを同じ方に繰り返し行う。大声での叱責、極端に乱暴や汚い言葉遣い、物をたたいて大きな音を出し威嚇するなどは職場、家庭内を問わず、また個人個人がどのように受け取るかにかかわらず完全にアウトです。

ある程度の時間はかかるでしょうが意識なくハラスメントをしている方に対して、社会で正しい知識を啓発し自己認識を高めてもらいたいものです。

一方世間では様々なハラスメントを作り上げすぎていたり、過剰に意識しすぎてないかも気になります。
先程の人権を侵害する行為・言動はハラスメントの広義の定義で、もう少し細かく伝えると相手の意にそぐわない言動や行動によって不快な思いをさせたり、嫌がらせをすることとも定義されているようです。

現在の日本では他者とのかかわりが希薄になっていて気付くと相談する方も、気軽に仕事や育児、家事を教えてくれる方もいないし、そもそも話せる家族も友人もいないのでカウンセリングにきて心理カウンセラーに話すしか方法がなかった言われる方は多いです。

ハラスメントの定義がどんどん細かくなり様々な事柄に広がりすぎると、楽しい会話や雑談もしづらくなり注意も冗談も言えなく、結果人的交流が少なくなり個々の心身にじゅわじゅわと影響が出ないかと思いますし、明るい社会にならないのではと心配もします。

私もカウンセリング中うっかりハラスメントに関わる言動をしたのではと反省することもありますが、軽い笑いやジョークをしながらの方が良いカウンセリング効果に進む相談者もいらっしゃるのも事実です。

ハラスメントに限らず現代で正しい方向に改革・改善しなければならない事柄は山積みですが、短時間で答えを出すだけでなく、時間を掛けて検証しながらしっかりと進めていかなければならないことも多々あるのではと思います。
2021年10月06日 17:37

シニアへの精神力維持のすすめ カウンセリング東京銀座ルーム

今日は敬老の日で私も今年から高齢者に入りましたのでお祝いされる側のようです。
カウンセリングをコロナ前までは12時間休みなしで行う日も結構あり、記憶力もほとんど変わらず本日までカウンセラーになって33年間、相談者様との約束時間を自己都合で一度も変更したことがありません。

33年無欠席・無遅刻・無早退は少し誇ってよいかなと思っています。
しかしやはり衰えは随所に感じ特に筋肉量の低下、中でも大腿四頭筋、上腕筋、胸筋の低下は鏡で見てわかり寂しくなります。

近年健康寿命という言葉がよく言われるようになり、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間とされ、日本では平均寿命から10歳ほど下がり男性で72歳位、女性で74歳くらいらしいです。

高齢者にとってはとても意識すべき大事な言葉だと思います。今日の医療の進歩は寿命を伸ばすことは確かにできますが、自分の望む生活ができることが大切で、障害者の方も含め更に心身の健康意識を高め健康寿命を延ばせるような社会を皆で目指したいものです。

高齢者に限らず社会人皆が意識したい言葉にワーク・ライフ・バランスがあります。
働くすべての人が、仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった仕事以外の生活との調和をはかり、その両方を充実させる働き方・生き方と定義されている言葉です。

仕事が上手く進んでいると私生活でも心のゆとりがもて、私生活が充実することで仕事のパフォーマンスも上がるという好循環を目指すことで政府も推奨しています。

高齢者のご相談は多くはありませんがうつ病ではないと思うが何か気力が出ない、何もする気になれない、部屋を片づけることも億劫だとの相談内容は何人かの方からされています。このような状態は子育てが終わり子供たちが巣立った(家を出た)以降におこる空の巣症候群、仕事で定年を迎えてから起きる燃え尽き症候群などの精神状態です。

カウンセリングをしていると仕事の比重がとても高くプライベートに時間をとらない方が今日でもかなりいらっしゃり、その方々は家族を持っていない率も高くなる傾向を感じます。

定年を迎えた時先程の高齢者のご相談のような燃え尽き症候群と言われるような精神状態にならないかと心配します。
健康寿命を延ばすためには健康の増進のため散歩等軽運動をすすめられ体力の維持が主目的のようにも感じますが、精神力の継続もとても大事なはずです。

精神力の維持には若いころからワーク・ライフ・バランスを整えておくことが大切で、定年になられても週の何日は仕事をされたり、
地域活動やボランティア、趣味などを通してコミュニティーに参加して会話、笑い、そして責任を持つことが大切になります。

もし家族が欲しいとお考えになればシニアの婚活もどんどん積極的に行ってほしいと思いますし、巣鴨でナンパも悪くないかもしれません。
2021年09月20日 16:49

うつ状態 カウンセリング東京銀座ルーム

オリンピック・パラリンピックが終わりました。様々な意見があるでしょうが大きな事なく無事にすべての競技が終わり、関係された皆様、ボランティアの方々に心から御礼を申し上げたい気分です。

オリンピックでは新しい競技に新鮮さと興味がわき、若いアスリートがもの応じせず溌溂とプレーをしたことに感動しました。
バリンピックでは参加国がものすごく多いことに驚き、今後更に増えることを願いました。

しかしこの期間五輪ばかりに目をむけてはいられないほど多くのことがありました。中でも以前は何十年に一度といわれる程の豪雨災害が今年も各地を襲い被害にあわれた方にお見舞いを申し上げます。
広島、長崎の原爆、終戦記念日は将来にわたって平和を祈る気持ちを絶やさない日にしなければならないはずです。
政局も揺れ動いています。

その中でも五輪期間中コロナの感染者数が毎日すごく多いことを報道で伝えられ、国民全員がそれぞれのことに集中できず心が落ち着かない日々を過ごしています。
コロナ対応として各自が自覚を持った行動は必要ですが、外出の自粛や在宅勤務も多いことはカウンセラーとして皆様のストレス過多が気になります。

医師にうつ状態と診断される方は通常期でも15人に一人はいますが、うつ状態とは気分が落ち込んで何もする気が起きない、憂うつな気分が続く、体がだるくて重い等の状態を指し、これらの精神・身体症状を含む疾病として鬱病・双極性障害・抑うつ神経症などがあります。

コロナ禍での外出自粛、在宅勤務は、人と話す機会が減る。体を動かさない。陽を浴びない。同じ姿勢を続ける。太る。就寝時間が遅くなる等すべてうつ状態になりやすい生活をすることになりますので、各自新たな注意と心の健康のための意識づくりをしていただきたいと思います。

うつ病などメンタルの疾患は急になることはありません。うつ状態の兆候が少しでも見えたら生活習慣の改善をしてください。早く対応されれば早く改善されますし、遅くなれば何か月も治らないことや再発を繰り返すこともよくあります。
コロナ禍で外出の自粛や在宅勤務を続けていると自然としている生活がうつ状態を導きやすいので先にお伝えした今までと違った生活への対応を工夫してみてください。

例えばメールやラインばかりで連絡を取らずに電話にて会話をする。散歩やサイクリング、ストレッチなどで軽運動をする。シャワーでなく浴槽に浸かりゆっくり入浴をして筋肉を弛緩させる。過度にPCやゲームをしない。などですが特に就寝時間、起床時間の厳守、バランスのとれた食事をよく噛みながらゆっくり摂ることは常々メンタルヘルスのために励行していただくことをお勧めします。
 
2021年09月08日 18:08

アドバイス型カウンセリング カウンセリング東京銀座ルーム

毎日全国各地でコロナ感染者数が急激に増えています。医療関係者をはじめ様々な方面で激務を続けていらっしゃる方にはご自身のご体調、休息も十分にご配慮なさっていただきたいと願っております。

また、飲食に限らずコロナ禍の中で収入が激減されている方々も何とか凌いでいただき、規制が解禁されたら皆々で一斉に売り上げに貢献させていただきたいものです。

カウンセリング東京銀座ルームでは引き続き対面のカウンセリングを続けております。
カウンセリング東京銀座ルーム内では感染がおこることが無いよう現時点での万全策を整えています。
心配なのは相談者様の移動中ですので混雑した交通機関に乗車することがないよう通常より午前と夜間それぞれ2組減らし、できます限りすいている時間帯でお越し頂けるようにお受入れ時間を配慮しております。

この状況の中で心理カウンセリングに通っていいものか考える方もいらっしゃることと存じますが、体調不調をがまんしていたり、何かに悩み続けていることは、どのようなご相談であれ心身に多大なストレスを掛けるだけですし、まして自宅にこもりがちな生活では解決に時間がかかったり、間違った方向性に自身を導く率がとても高くなります。

本来は早くに心理カウンセリングを始めていただきたいと思いますが、どうしても何回か通われることに抵抗がある方はメンタルコンサルティング(2時間のコース)でご相談ください。

心理カウンセリングでもその都度できます限りアドバイスやレクチャー、心理トレーニングの指導をするアドバイス型のカウンセリングを実施しておりますが、1回か2回で終了したいとのご希望の方には私が状態を確認しながらの進行はできませんが、メンタルコンサルティングのコースを申し込まれれば前半をご相談内容、概要についてしっかりお聞きした上で、アドバイスや自己トレーニングの方法をお伝えいたします。

現時点では一人一人の行動自粛、コロナ対策の徹底が感染者を減らしていくことに効果がありますが、悩まれている方はご配慮の上ご自身にとって心理カウンセリングを受けることは必要でお早く行動すべきことだと認識ください。
2021年08月18日 15:49

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カウンセリング東京銀座ルーム・到津メンタルコンサルティング
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東京都中央区銀座6-6-1
銀座風月堂ビル5階
銀座ビジネスセンター内6号室

開室日 木・金・土曜日
(祝日は休室)

開始時間 9時45分~19時30分

事務対応 毎日10時~19時
メール随時受付