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リズム睡眠障害 | 東京 カウンセリング銀座ルーム

梅雨に入り東京は雨の日が続たり、気温や湿度が日々大きく変わり皆様体調の管理に気を使われていることと思います。

長年カウンセリングをしていると、うつ病や適応障害、自律神経失調症、パニック障害などの心の病に罹っている方に限らずメンタル不調や体調不良のご相談が多くなる時期があります。

うつ病が冬に増えることをご存知の方も多いでしょうが、梅雨の時期も心の病に限らず気分の波が大きい・イライラが強くわずかなことでも怒りがこみ上げる・漠然として不安が続く・強い焦燥感に覆われる等の相談が多くなります。

冬季鬱は日照時間が少ないことが誘因の一つですが、梅雨の時期も当然陽を浴びにくくなりますし、湿度がかなり高くなる日も多く、気分的にもスッキリしないので、このようなメンタル不調や仮面うつの症状でもある強い疲労感、だるさ等が続く体調不調を訴える方が多くなります。

またゴールデンウイークで長期の休みが続き普段の生活習慣が変わることによる心身の不調もこの時期に出やすくなります。
特に会社や学校が再開されて2週間から1ヵ月ほどで多いのが睡眠時間の変化、なかでも入眠時間の変化による、リズム睡眠障害という日中に強い眠気を感じ、集中力の低下や倦怠感、抑うつの症状を生じる障害になることもよくあります。

リズム睡眠障害と診断されるほどではないにしても、6月の初め頃からこの障害に似た症状が続く方は多くいます。
ゴールデンウイークに夜ふかしから睡眠時間が遅れ、起床も大幅に遅くなるケースはよくあることです。

休みが明けて学校や会社が始まり遅い入眠は変わらず、起床時間だけが早くなることにより、当初は緊張感から睡眠時間が短くなってもすぐにメンタル、体調の不調に現れませんが2週、3週とこのリズム(睡眠時間が今までと1時間以上短くなる)で生活すると、梅雨時に外出が少なくなり日照時間の問題と閉塞感などからこのような症状が出ます。
海外旅行の時差からもリズム睡眠障害が起こることもよくあります。

もうお気づきだと思いますが今年は新型コロナウイルスにより自宅で仕事や勉強することにより、通勤、通学がなくなり入眠時間、起床時間ともに遅くなる生活が続くと、リズム睡眠障害など日常の生活習慣の変化によるメンタル不調、体調不全が起こりやすくなります。

新型コロナウイルスによる生活習慣の変化には、皆様それぞれのご対応をされていることと思いますが、梅雨の時期でも散歩など陽にあたる時間を作り、散歩に限らず体を動かし体に心地よい疲れをかけ、睡眠時間を大きく崩すことなくご生活されますことをお勧めします。

入眠に関してどうしても寝付きにくくなることもありますが、私がこの時期に相談者にお勧めしている速やかに寝付く方法として、入眠時間をしっかりと決め、時間前には読書、スマホなどお好きなことをしていただくことは良いのですが、布団の中では行わず別の所で行い、時間になったら、或いは眠気を感じたら途中でもすぐに布団の中に入ると眠りやすくなります。

また、体をいったん冷やすことも眠りやすくなりますので、入眠時間の1、2時間前までに入浴を済ませ、入眠時間10分くらい前に室温を3度ほど下げ体をクールにし、室温を戻すと寝入りやすくなりますのでお試しになってください。
2020年06月30日 14:11

カウンセリング東京銀座ルームの新型コロナウイルス対策 2

こちらの記事は当室のコロナ対策最新情報をお伝えするため随時更新しております。
(最新更新日 令和5年2月24日)
カウンセリング東京銀座ルームではすべてのご相談を到津が担当させていただいており、到津は昨年11月7日に5回目のワクチン接種を済ませております。

カウンセリング東京銀座ルーム内は年間を通して常時空間除菌に心がけ、適宜外気を取り入れ換気を行っております。

更にこの度の新型コロナウイルス対策のため荒天以外は常に窓を開け、小型扇風機を机上に2台配置し換気循環させ、テーブルを適宜除菌剤で消毒しております。

ご相談者様との対面距離も160cm位離れますので、通常の会話によるウイルスの直接影響は無い距離が取れております。
ご相談者様の7割くらいはマスクを着用されておりますが、到津の顔を見ていないと不安があるとの意見が多いのでカウンセリング中はマスクを外させていただいております。
到津のマスク着用をお望みでしたらご遠慮なくお申し出ください。

担当いたします私到津も皆さまと同じく最善の注意を払っておりますが、特に対面での心理カウンセリングという職種のため、只今週の前半に行っております遠方でのカウンセリングお受入れを最小限に抑え、カウンセリング東京銀座ルームでのご対応以外外出・外食は極力控えております。

また、当分の間、来室者様の交通機関混雑時の回避対策も含め、開始時間を原則11時30分前後頃~17時30分前後頃とさせていただきます。

この度の新型コロナ対策に万全かはわかりませんが、現時点で行える最善の対策は施しておりますのでお伝え申し上げます。
 
2020年06月17日 14:10

当室の新型コロナウイルス対策と皆さまへの生活習慣のお勧めについて

日本各地で緊急事態宣言が解除されましたが、東京銀座ルームでは引き続き交通機関混雑時緩和対策のため、心理カウンセリング開始時間を12時前後から16時30分頃の間でお申込みを承らせていただきます。

2週間前頃から国内での新型コロナウイルスの感染者数がだいぶ少なくなり多くの方の心が軽くなっていると思います。
このまま終息してほしいものですが、すぐにとはいかないようで、世界中の協力のもと治療薬とワクチンの開発が進むことを願います。

当面は新型ウイルス感染を減らすための新たな生活スタイルの変化に、徐々にと上手く慣れていくことがワークライフバランスや心身の健康にも必要となってきますね。

私のストレス解消やリフレッシュはプロ野球とラグビー観戦、安くて美味いすし店での飲食、野天(露天)風呂に浸かる、各地の社寺の参拝とハイキングを兼ねた旅行が主でしたが当面どれも使えないようです。
特に今年は数年ぶりに新緑の上高地と、秋の立山縦断を計画していたので残念です。

この度の非常事態で私も気づきが多々ありましたが、家でのストレス解消やリフレッシュの種類の無さと家族での共有時間の過ごし方の不器用さ、そして意識はしていましたが時代遅れが顕著にわかりました。

各局で放送される「誰でも歌える昭和・平成の大ヒット曲スペシャル」、歌えるどころか若干のフォークソング以外ほとんどの曲が分からない。家族でトランプしても誰もルールを知らず七並べだけで2時間の繰り返し。

ガラケーしか持たず携帯でメールを今まで一切打つことがなく、当然PC操作、ユーチューブ、ズーム、スカイプ、オンライン、ソーシャルゲーム、テレ何とかなどなど、皆さまが家での仕事や楽しみにされているものに全くついていけない時代遅れを再認識しました。

それでも家の中で過ごす時間が長く感じられないのは不思議で、30年走り続けてきたことのご褒美のような感じさえしていますし、家族のありがたみにたっぷりと浸かっています。


カウンセリングでも相談者のストレス解消やリフレッシュをお聞きすることはよくありますが、心身の不調やストレス過多、悩まれている期間が長い方はその種類が少ないか、多く持たれても実践されてないことが共通します。

心身の不調や悩みが深い方にはこの非常時期に閉塞感を強く持たれる方が多いと思います。相談者の改善時間はご相談ごとに違いますが、動ける(何かできる)方と動けない方では大きな違いが出ます。

動けない方はゆっくりと休む、寝ることを主とされることも大事ですが、気が向いた時に動かれること、また動くことが出来る方は様々な人が自粛生活を楽にさせてくれるものを提供されているようで軽運動や散歩、音楽や癒されるもの等で楽しまれてください。
デジタルから離れることも重要で、時代遅れも少しは良い面があるかもしれません。

元気な方々が提供されいるものや情報と被ることばかりかもしれませんが、私が普段メンタル不調者にお勧めしているものをお伝え致します。

朝(昼でもいいです)起きたら陽(曇りでも雨でも)を取り入れて、部屋の空気を入れ替えて深呼吸を数回しましょう。食事はバランスよく、出来れば3食取りたいですね。この時普段より多く噛むこと、時間をかけることが大切です。

日中は仕事や家事をされる方も多いでしょうが、必ずこまめに休みを入れてお茶やコーヒーなどお好きなものをしっかり味わってゆっくり飲んでください。飲むこと、休むことに「徹する」ことが大事で、何かを考え(ハッピーなことは良いですが)「ながらは」は普段から最もしてはいけないことと認識してください。

できるだけ人と多くの会話をして、その時は表情やしぐさを大きく豊かにし、特に笑える会話がよいことはおわかりだと思います。笑うことと表情を大きく表現することは心のゆとりに繋がります。
お一人で生活されている方も一日に何度か鏡を見て笑顔を映し出してください。

部屋の中で筋トレやストレッチ等軽運動も折々に取り入れたいものですが、天気のよい日には紫外線をあまり気にせずゆっくりとした散歩もお勧めです。都会でも五感に意識を向けていると、新鮮なものをいろいろ感じ取ることが出来ますし、コースを様々変えて特徴のある家や庭、植木や花など見て興味、好奇心を高めてください。

最後にお風呂です。私はうつ病、適応障害、抑うつ状態など心の病の方にスーパー銭湯を使いながら、先ず心身の回復を目指す指導をしています。

家庭のお風呂でも湯船にゆっくり3回くらい入ると心身にたくさんの良い効果が生じます。ポイントは狭いでしょうがじっとしているより姿勢を変化させ血流やリンパなどを流れやすくするように浸かってください。就寝の1、2時間前と毎日お入りになることがお勧めです。

またドライヤーは髪を乾かすだけでなく、首や肩が凝っているいる時などに遠めから温風を当てると改善効果があります。

何かご参考になれば幸いです。
2020年05月26日 13:32

各人の使命感について|東京 カウンセリング銀座ルーム

先日神奈川県医師会副会長の「お願い」と題された文を読みました。
神奈川県の医療従事者は1月6日に日本で最初の新型コロナウイルス感染罹患者への対応をしてから、あのクルーズ船が横浜港に着岸、更に初めての死者が県内の病院から出るなど、今日まで長期にわたり英知と精力をつぎ込み心身共に疲労困憊されている中、強い使命感だけで頑張っておられる様子がよくわかりました。

全くの私事ですが同時期に娘の受験があり、大手家庭教師会社からベテランの優秀な先生を自宅に派遣して頂きましたが、会社のシステムで教師は単に勉強を教えるだけで、各大学の情報や進路指導、受験申込み方法などは会社の事務方と細かいやり取りをする決めになっていました。

当初から違和感があったのですが、その事務方達が年末年始休暇として全員(何百人)が連続で10日間休むとメールで知らされ、受験生にとって一番大事な時期に、その使命感のなさに唖然としました。

今、使命感で命をかけて従事されている方々のことを思うと、一方でこんな使命感のない仕事をされている方がいることに、職業とは、会社とは、各自の使命とは、と改めて考えます。

神奈川県医師会副会長の「お願い」に戻りますが、お願いの中で私は、「現時点で今問題になっている新型コロナウイルスの専門家は世界に一人もいない」ということを最も強く訴えたかったのだろうと捉えました。
マスコミ、コメンテーター、そして過っての感染症を対応された専門家や、今戦場となっている現場に直接関わってない医師たちが発する様々なコメントにより、全国の現場で混乱が起き、不安、恐怖等が一層増すことを分かってほしいと願っているのだと思いました。

取り上げられている方々もそれぞれの使命感で発していることとは思いますが、私も対人8割減を実行するため、週の前半の活動を休止しており、自宅でテレビを見る機会も多く、敢えて「お願い」とお伝えするお気持ちがとてもよくわかります。

大きな災害や凶悪な犯罪等が起きるとマスコミ、コメンテーター、専門家の方々がそろって口にするのは、被害を受けた方への「こころのケア」が直ぐに必要だと声を揃えます。

この度も国や各自治体で心の相談窓口・法律の相談窓口・助成金相談窓口等が設けられ電話番号が示されています。

他の分野は分かりませんが、心の相談窓口での相談には答えは無く、相手の顔も表情も分からない、事前に相談内容すらわからずに電話口で対応することは大変難しく、心身ともに疲弊します。
相談電話はたぶん鳴りやまず、休むこともできない状況となっていることと思います。
経緯は分かりませんがご対応されていらっしゃる臨床心理士、精神保健福祉士、心理カウンセラー、心理相談員などの方々に心から敬意を表します。

一方でマスコミ、コメンテーター、専門家はこのような有事では直ぐに、すぐに心のケアが大事、心理カウンセラーが駆けつけるべきと発しますが、心の相談窓口でご対応されている方々が普段どのように過ごされているかわかっているでしょうか。

公務員的な方を除けば心理職の多くは普通の生活が出来るほどの収入がなく、心理カウンセラーのほとんどは生計の為にいろいろな心理関係の仕事を重複されていることをご存知でしょうか。
すぐに心のケアを手伝ってあげたくても駆けつける時間が取れない方が多いのです。

心の専門家としてマスコミに出られている方の殆どは心理学などの学者で、実際に現場で心理カウンセリングを行っている臨床家ではありません。
神奈川の現場の医師達も今マスコミで意見を発している方は、この度のウイルスの専門家ではないですねと念を押したい気持ちがよくわかります。

多くの相談者に頼られている臨床家は、その方達への使命感で駆けつけられない方も多くいると思いますし、忙しい中時間を作りご対応されている方も使命感で行動されている方です。
ごく極一部だと思いますが大変難しい電話対応となることを分からずに、傾聴技法しか身についてないのにボランティアとして参加されている方がいらしても使命感からかもしれません。

この度のことが終息したら感染症に対しては様々な角度から「備え」がされ、有事以外はさほど忙しくない医療関係者が居ても当然と考える人が多数となるかもしれませんが、残念ながら心の相談窓口で献身的に奉仕された臨床心理士、精神保健福祉士、心理カウンセラー、心理相談員などの普段の生活は何一つ変わらないのが今までの現実です。


三日前にお礼のお手紙をいただきました。その方は私のような相談内容で、この緊急事態宣言の中、東京の銀座まで交通機関を使ってカウンセリングに行くことが正しいことなのか相当迷われていたそうです。

私のHPを読んで心理カウンセリングで相談に来られることは不要不急の外出ではない。すごく重篤な方を勝手にイメージして自分の悩みと比べる必要は無く、相談内容に重・軽など一切ないと書かれていたので、家族がこんな時にどこに行くのと止められもしましたが、決断しお越しになられたそうです。

カウンセリングを受けて直ぐにその観点から考えてみればと、20年ぶりにしこりが抜け、また今までネガティブなことだけをどれだけ自分ですり込み続けていて、頭の中が常に混乱していたことに気付かれたと書かれておりました。

お手紙には書かれておりませんでしたが20年の歳月の中でふと気付くと、踏切の前に立ち止まっていたり、ホームで電車に吸い込まれる気がしたことが何度かあったと話されていました。

今は外出しないことが正しいのでしょうが、今どうしても相談したいことがある方は他者との比較や人の目を気にすることなく、自分の相談に適したところを探し、ご相談に行かれることをお勧めします。
新型コロナ問題とは直接結び付かないことも方々に波及し、様々なお悩みが多くなっているはずです。

今心理カウンセリングに行きたいとお考えの方々の背中を押すことは、今、私の使命だと思っています。
2020年05月01日 15:20

緊急事態宣言対応のため開始時間を原則12時30分頃~16時30頃とします|東京 カウンセリング銀座ルーム

政府から緊急事態宣言が出された東京銀座で、カウンセリングが変わらずに行われているかとのご確認が届いています。

他のカウンセリングは分かりませんが、心理カウンセリングでのご相談による来室は、自粛要請がかかっている不要不急の外出ではありませんので、大きく情勢が変わらない限り到津は心理カウンセリングを東京銀座ルームにて継続いたします。

ご相談内容によって各自の捉え方はそれぞれと思いますが、悩まれていることを今ご相談されたいと思われたら迷わずご相談ください。

また、定期的にお越しの方々も到津と会話をするだけでも相談者様の体調維持と到津も管理が出来ますし、ご存知の通りセッション内でどなたでも基本15分以上アドバイスやコンサルティング、心理トレーニング、心理療法の解説などを行わせていただくことにより各自改善効果が上がります。
今までの来室リズムを崩すことなくお越しいただきたく思います。

東京銀座ルーム内は以前からお伝えしております通り新型コロナ対策に確実に効果があるかわかりませんが、常時外気との換気、湿度60%ほどをキープ、クレベリンゲルを1つ増やし机上にも置き、合わせて3か所配置して対応しております。

また、対話の距離も160cmくらい取れており、飛沫感染防止の距離よりかなり長いですし、通常の会話によるウイルスの影響も無い距離だと思います。勿論マスクを着用されてのご相談でも一向にかまいません。

問題は往復で交通機関をお使いになることですので、こちらは各自充分なご配慮をお願い致します。
当分の間、来室者様の交通機関混雑時の回避対策も含め開始時間を基本日中(12時30分頃~16時30分頃)とさせていただきます。
定期的に夜間時間帯で通われております方には開始時間を配慮いたしますので開始時間をご相談ください。

どうしても来室しての対面心理カウンセリングに抵抗があります方は、私は対面方法しか行いませんので、前回の新着情報に到津がお勧めする対面以外のカウンセリング方法とその場合のカウンセラー、カウンセリングルームの選び方を書いておりますのでご参考にして下さい。
2020年04月08日 11:30

電話・メールカウンセリングについて|東京 カウンセリング銀座ルーム

今回は内容を先に書きます。
私は対面以外のカウンセリングは行えないので、現時点の状況下で仕方なく対面以外の方法で心理カウンセリングを望まれる方への参考を最後にお示し致しました。

さて、新型コロナウイルスの件で電話カウンセリングやメールカウンセリングをしてもらえないかとお問い合わせがあります。
また現在定期に継続来室されている方からも来室以外のカウンセリング方法が取れないかとご質問もございますが、私はご来室いただき対面の心理カウンセリングだけを行ってまいります。

今後の状況に応じてはやむおえなくカウンセリングルームを閉鎖しなければならないこともあるかもしれませんが、どのような状況になっても私は来室以外のカウンセリングを行うことは考えておりません。

その理由として30年の心理カウンセリング臨床経験の中で、対面以外のカウンセリングを行ったことがなく、電話やメールカウンセリングなどでは培ってきた力を発揮することが出来ないと判断しています。

心理カウンセリングの効果は言語3、言語外言語7と教わり、私も30年その通りだと思っています。
先日、志村けん さんが亡くなられ追悼番組でご本人が言葉では3くらいしか伝わらず、残りの7はその言葉を発するときの表情や動作が大事だと話されていました。
まさに心理カウンセリングの言語対言語外言語の比率と同じお考えで、だからあれだけ人のこころを豊かにし、感動を導きだすことが出来たのだと思いました。
「アイーン」がその代表の一つですかね。

心理カウンセリングはご相談者の表情やしぐさ、目の力、動き・顔、手の変化などから本意を読み取り対話を進めていくものです。
対面カウンセリングと他の方法でのカウンセリングでは効果が全く異なります。

よく心理カウンセリングを理解されてない方が、ただ話を聞くだけで、アドバイスもその辺のおじさんやおばさんと何も変わらないと言われる方もおりますが、心理カウンセラーは読み解きながら話を聞き、覚え(とても大事です)、ご本人に気付きを与えるような質問を繰り返しながら進めていくもので、時には雑談でも大きな効果があるものです。

しかし、新型コロナウイルスの猛威が続く現時点では来室ではないカウンセリング方法をお考えになられる方もいらっしゃると思いますし、本来は対面でしかカウンセリングを行っていなかったカウンセラーも、対面以外の方法を取るべきとのお考えの方もいることと思います。

ご参考になるかはわかりませんが、対面以外のカウンセリングをお考えでしたら、メールカウンセリングより画像が使われる方法を選ばれるべきです。

カウンセラーを選ばれる際には臨床心理士、公認心理師、産業カウンセラーのいずれか(複数)を取得されている方のホームページをお探しになり、ご自身のご相談内容に詳しいこと。
臨床年数は10年以上の方が良いでしょうし、状況が変われば来室、対面でのカウンセリングが可能なカウンセリングルームにされるべきだと思います。

いずれの来室の際には必ず窓(外の風景が見られる部屋)がある施設でカウンセリングが行われるかご確認しておきましょう。意外とこの条件をクリアできてるカウンセリングルームは少ないものです。新型コロナウイルス対策のため換気、外気取り入れだけの問題ではありません。
外の景色が見えない部屋で行われるカウンセリングは気付かずに緊張して、心が委縮しやすくなることが多くカウンセリング効果がかなり落ちます。

上記お伝えいたしましたことはいつもの通り全くの私見ですが、私が行うことが出来ませんのでご参考にしていただければ幸いです。
2020年04月06日 10:15

不要不急の外出について|東京カウンセリング銀座ルーム

他国のことは分かりませんが日本で心理カウンセリングにお越しになられる多くの方は、かなり深刻な状態になって来室され、より早い解決を望まれます。
深刻な状況になってからのご相談になると、どうしてもお時間がかかることが多くなります。

早く来室されない理由は様々あると思いますが、特にどこのカウンセリングルームでも金額が高いと思われることと、なんとかご自身で解決しようと頑張る、我慢する国民性があるからだと思います。

私はこの傾向にお応えすべく30年の臨床経験に基づくアドバイス型カウンセリングを取り入れており、出来ます限りカウンセリング料金を安くするため、施設も含めて経費が抑えられるものは極力抑えて、安いカウンセリング料金設定にしているつもりです。

さて、普段でもこのような状況ですが、現在新型コロナウイルスの対応で不要不急の外出は控えるよう広報されています。

私は今私に心理カウンセリングでご相談なされたいことはどのようなご相談内容でも、すぐにご相談に来られてほしいと思っております。
他の方や世間を気にすることなく、悩まれていたらすぐにご相談ください。

皆様の来室は不要不急な外出ではなく、ご自身にとって今必要な外出、来室です。

残念ながら新型コロナウイルス問題はいつ終息するか誰にもわからない状況になっています。

心の病に限らず悩みの多くは悩み続けられる日々が長くなるほど解決しにくくなります。一日も早いお悩みの解決のために、迷われることなく細心のご注意を払われた上、今行動されることをお勧めします。

お伝えしております通り銀座ルーム内では現時点で施せる最善の新型コロナウイルス対策を施しております。
往復の交通機関等では十分なご自身のご配慮を賜りましてのご来室をお待ちしております。
2020年03月29日 14:31

旬のものを食すこと|東京カウンセリング銀座ルーム

桜が咲きだしました。もっとも日本中がきれいな時期です。
新型コロナウイルスの影響で世界中が揺れ動き、人々が騒然としていても、自然は何事も関係がないように、ゆったりと毎年同じように私たちに季節の流れを教えてくれます。
そしてその自然の恵みからもたらされる多大なものによって私たちの生活が成り立っています。

東日本大震災から9年目となり様々な事柄が取り上げられて報道されていました。
被災地では当時小学校の入学式が出来なかった子供たちが中学の卒業式では新型コロナウイルスの影響で中学校の卒業式もきちんとできなかったようです。
私の娘も中・高と6年通った学校の卒業式に親は参列できず、式も代表以外は教室のテレビで見たようです。
全国の多くの学校が同じだったことと思います。

昨年は何度となく大きな自然災害がもたらされ、近年何十年に一度と形容されるような自然災害が度々おこっていることには心が痛みますし、暗くなります。
災害は教訓として受け継がなければならないことが多々ありますし、桜も本来は入学式を華やかに彩ってくれるものでしたが、昨今では卒業式に咲くものになっていることも考え、新型コロナも同じですが人類皆で一致協力し合わなければならないことがあるのは確かなはずです。

私は心理カウンセリングの中でアドバイスを行っていますが、アドバイスだけを話しても体調もよくなく、悩みも深い状態では中々意図することがわかってもらえない、覚えてもらえないことも多いので、例えとかタイトルを付けて説明します。

その一部で「時間を大切に」と「何もしないボッートする時」の2つを意識して生活されることを勧めています。前者は春に桜を「愛でる」ことは人生で60回くらいしかないと話をし、後者は秋に老僧が時間はいくらでもあると、ゆっくりと落ち葉を掃く話をさせてもらっています。

日々をせわしなく過ごし他のものが目に入らなくなり、桜が一年で二週間しか咲かないことを意識することもなく、人生の充実した大切な時間の過ごし方を忘れがちになっていないでしょうか。

そして日本には四季があり、季節ごとに旬な食材があることも忘れがちになっていませんでしょうか。
様々なものが一年中手にすることが出来ますし、多くの魚も養殖されています。
しかし旬な時期の旬なものは栄養価が高く、味も濃く、その時期に体が欲しているものを与えてくれます。
今ですと「フキノトウ」や「ウド」でしょうか。もうじき「タケノコ」・「シラス」・「ホタルイカ」も出回ってきますね。

旬な食材を食することは免疫力を高め、抵抗力がつき、丈夫な体づくりに繋がります。
特にメンタル不調が続き何を食べても味気がしない方は意識して食べられることをお勧めします。

旬な食材は美味しいですし、前述しましたがその時期の体が欲しているものを供給してくれます。
更に日本の四季を楽しみ、心豊かに生活を送られるためにも、皆様新型コロナウイルスだけに振り回されず、桜を愛で、旬な食材を召し上がってみてください。
2020年03月20日 13:18

当室の新型コロナウイルス対策|東京カウンセリング銀座ルーム


当室のカウンセリングルーム内では年間を通して常時、空間除菌に心がけ、湿度を60%ほどにキープし、適宜外気を取り入れ換気しております。
この度の新型コロナウイルス対策に効果があるかはわかりませんが、現時点で行える最善の対策は施しております。
2020年02月25日 16:34

人の目を気にする方へ|東京カウンセリング銀座ルーム

プロ野球の名選手、名監督、名解説者であった野村克也氏がなくなりました。私は特にヤクルトの監督のイメージが強いのですが、野村氏の指導を受け現在指導者として12のプロ野球監督中、半数の6球団の監督、更に全日本の監督、楽天のゼネラルマネジャーなど数多くの指導者が活躍している通り、後進を育てる力は特質される方でした。

野村氏は教え子達に「人に気を使い・人から気を使わせるな」と厳しく指導したようです。その教えは指導者となられた後進がプロ野球選手の前に人間力を高めるために教え継ぐことになるでしょう。

東京銀座でカウンセリングをしているとメンタル(心の病)関係、職場や夫婦、恋愛問題、アダルトチルドレン、共依存、性格改善などご相談内容は様々ですが、相談者の共通項がいくつかあり、その代表の一つが人の目を気にしすぎることです。

野村氏が教えられたように人に気を使う、人に気を配ることは、人と人との間で生活する私達にはとても大切なことですが、「過ぎる」と生きづらく、生活しにくくなります。
東京銀座でカウンセリングをしていると特に人からどう思われるか、人からどう見られるかと、人を気にし過ぎる傾向が地方でのカウンセリング相談者より際立って多く感じられます。

原因は多々ありますが、特に都市では親から厳格に育てられること、いじめが陰湿か凶暴、教師(親)達の行き過ぎた偏差値重視教育などが挙げられると思います。

更に夫婦共々高学歴が多く、世間に逆行することを申し上げなければなりませんが、この高学歴どうしの夫婦は女性陣も対等かそれ以上に自己の意見を主張することも多く、子供から見ると言い争いやケンカの絶えない夫婦と捉えることが多くなります。
これらの結果常に自分はいい子でなければなりませんし、人の目、人の様子を過敏に意識する性格傾向になります。

他者が判断の基準となりますので、自分軸が弱くなり、自信もなくなります。
何事につけても他人からどう見られるか、どう評価されるのかを意識した生活になります。
その生活を続けていると更に「過ぎるが強くなり」全く自分に自信が持てなく、常にネガティブな想像ばかりするようになり、その想像は勝手に自分の中で事実に作り上げられてしまいます。
そして生きにくい・生きづらいと思いながらの生活を送ることになります。

育った環境から受けた偏った行動・思考・感情などを変えていくことはカウンセリング、心理療法でも時間がかかることですが、人の目を気にしすぎて、生きづらい方は先ず今までの小さな成功体験でもいいので、10位探し出してみてください。

そして寝る前や心が落ちついている時にそれらを思い出すクセを付けてください。
何も変わらない、続かないという方が多いのですが、対処療法ではなく根本からの修正には劇薬はありません。
ネガティブに勝手に捉え、それを事実だと決めつけているクセを修正するには、その回数より多く、成功体験を自分自身の中で刷り込まなければならないのです。

もう少しカウンセリングや心理療法で実践、学んできたことをこちらでお知らせできることがありますので、後日継ぎ足してみます。
2020年02月19日 17:41

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